【着物紹介】春の着物コート~絽縮緬道中着と大島紬、葵の帯~浅草寺お出かけレポ・その2
先日(2019.04.07)浅草寺さんへ十三参りの取材に出かけた際の着物です。
絽縮緬の道中着に大島紬を着ました!
やっと日の目を見た「絽縮緬の道中着コート」
俗に「袷のコートを着るのは、紅葉が色づく頃から桜の頃まで」と言いますが。
桜が見ごろの時期は、どんなコートを着れば良いのか?迷いますよねー
単衣の道中着コートでも持っていたら良いのですが、今のところ単衣のコートはインド綿か雨ゴートしか持っていません。
紋紗のスリーシーズンコートは「3月末から着られるよ」と言われて購入していますが、4月上旬では、まだちょっと薄すぎるような気がするし。
すごく迷って、結局着て出かけたのが、絽縮緬のコートです。
骨董市で購入したのが2016年5月なのですけど、もしかしたら今回が袖を通すのお初かも?
やっと着て出かける機会がきました(笑)
当時の記事に「絽縮緬の着物は6月上・9月下あたりだけど、紋紗やレースのコートが4月半ばあたりからなので、それに準じる。」と書いていますが、この道中着は紋紗のコートよりも地厚ですし、何より色が黒色(重め)なので、もっと早く着ても良いだろうとの判断です。
兎の柄は、春に着れる?
印伝風のウサギさん柄なので、「ウサギの季節はいつだったかな?」と調べてみると、「通年・秋」と書かれていたので、この兎柄なら春でもいいよね。
袷の大島紬・洋ラン模様
合わせた着物は、大島紬です。
白大島と思っていたけど、こういうのは「色大島」って言うのかな? 証紙ないので何大島なのか?わかりません。 なんちゃってかもしれないですけど~
以前の記事でも「洋ランは季節を問わない」と書いていますが、ツベっとした大島紬系の着物は寒々しいので真冬は着ないと聞きました。
でも、「お正月過ぎたら“春”なので、年が明ければOK」という話もあるんですよね。 ワタシ、1月2月は真冬だと思っていたけど、春なんですね~?!
桜が咲き誇っているところへ、別の花をモチーフにした着物を着るのは少しヤボな気もしますけど。 でも、もう着て行っちゃったんだから、今更ジローです。
裾回しはピンクパープルなので、まあ、春らしい♪ということで。
へろんと軽い「葵紋」の九寸名古屋帯
帯は、軽やかな仕立ての九寸名古屋を締めました。
模様は、徳川様の御紋「三つ葉葵」で知られる「あおい」です。
そう言えば。「葵の季節ってあるのかな?と調べてみると、「きものの文様(書籍)」には『春』と書かれていました。
「えぇ~?春~?! ワタシ、以前に「秋単衣」に締めて出かけたことがあったよなぁ」
「今回は、まさに春だから問題ないけど、秋のお出かけはまずかったのかしら? でも【唐草(通年)】っぽい模様も入っているから、構わないかなぁ?」
割と気に入っている帯なので、春しか締めれないのはつまらないなぁ・・・としつこく調べておりましたらば。
うへへ♪ 七緒のHPに「花・葉の見ごろは春~夏だけど、縁起の良い吉祥模様なので、季節を問わず」と書かれていましたー!!
ってことは、いいよね?秋でも♪
和装の取り決めって、気づかなかったら全く気にならないものなのに、ちょっとでもあれ?って思ってしまったら、めっちゃ気になる! 難しいですね。
とりあえず。
「少し厚手の黒い絽チリコートは、この時期かなり使い勝手がいい」ということがわかって、ヨカッタです~
おまけ:ベージュのバッグは、フェリシモさんの「一緒買い」でお安く買えます
浅草寺・十三参り取材のお出かけで使用のバッグは、フェリシモ・IEDIT[イディット]のバッグです。
合皮ですけど重たくなくて、美しい立体的なフォルムが、パリッとしていて型崩れないのが良いのです。
ワタシは、フェリシモ商品展示会の会場でお安く購入させていただきましたが、通販でも「一緒買いキャンペーン」の利用で安くなりますよ。
収納力もありますし、キズも付きにくいし、和服でも洋服でも持てるので、かなり重宝しています~