【着物でお出かけ】伝統工芸作家・七代目吉澤与市氏の紬で、上野美術館「若冲展」へ♪ 袖丈の長い着物のお襦袢は?

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単衣の紬着物で、上野の東京都美術館へ「若冲展」を観に行ってきましたーーー!!

十日町紬

着た着物と、若冲展についての記事です。

 

伝統工芸作家・七代目吉澤与市氏の紬の単衣着物

吉澤与市氏は、新潟県十日町市で江戸時代から織の伝統を受け次ぐ老舗「吉澤織物」の七代目となる伝統工芸作家さんです。
吉澤与市

強撚糸を用いた織りのため、縮み防止で「ガード加工をするように」と書いてあって、ちゃんとパールトーンがかけられておりました。
パールトーン

実は、骨董市での掘り出しものなんですけどね。 リサイクルには珍しく、裄が72センチくらいあるんです!!
しかも、これといった汚れやキズもなく状態の良いお着物で♪  大変良いお品に出会うことができました~

生地をアップで見るとこんな感じです。 何気なく、市松模様になっているんですね~
紬アップ

お仕立ては単衣仕立てで、居敷当・背伏せ付きです。
単衣仕立て

厳密に言えば単衣は6月からのお着物ですけど、ココ最近、めっちゃ暑いですもんね。 
現代では早ければGWあたりから単衣解禁という考え方もあるそうなので、ワタシも普段着なら全然構わないと思って着ています♪

長襦袢は、単衣のオフホワイトを使いました。多分化繊?楊柳のお襦袢です。 

こちらの紬のお着物は、裄も長けりゃお袖も長くて。 袖丈が、56センチもあるんですよ~
なので、このお着物専用の替え袖を作りました。
替え袖

たぶん、この楊柳単衣の長いお袖を、他の着物に使い回すことはないだろうなーと思ったので、袖付けの内側に縫い付けてしまいました♪
替え袖 袖付け

こうしておくと、袖口や振りから長襦袢が出たりせずに、しっくりと収まりが良いので着ていて楽です。 
仕舞う時にも、このまま仕舞ってしまいます。

帯は、ざっくり系の八寸名古屋を締めました。
八寸帯

こんな色だし、質感もぽってりしてるし、これは真冬の袷向きの帯なんだろうなーーーと思っていたら、意外や意外!!
なんと、「6月下旬に夏大島に締めてもいいよ♪」と業者さんに言われてびっくりした帯です。

前幅部分の裏側は↓こんな感じです。
前幅の裏

どの業者さんに見せても「良い帯だねー!」と言っていただけるので、そうなんでしょうね。 ワタシのお気に入りの1本です♪

帯揚げ・帯締めは、上側のセットで使いました。
帯締め

本当は細い方が良かったのですけど、長さが短かったのでやめにしました。 今度、この帯締でも使えるような帯留を探しておこうと思います。


上野の東京都美術館「若冲展」

この日は、若冲展最後の日曜日。 5/22でしたので、噂に違わず混んでいましたよーーー!!
若冲展

昼過ぎの13:30くらいで150分待ちでしたので、ランチを食べたり・上野広小路の鈴乃屋本店さんへ行ったりして時間を潰して、夕方16:30ころから並びました。 プラカードの数字は90分待ちでしたよ!


若冲さん、良いですよね~  ワタシ、鳥が大好きなので、なおさらです~
若冲.トリ

18:45閉館で、その後お土産買うための列に並んだので、帰りはすっかり夜でした。
最後の最後に、展示室の出口で撮っていただいた写真が↓こちら・・・
若冲


なんか、目が似てると思うのは、気のせいでしょうか?!

一緒に行ってくれたお友達のお着物の写真も撮らせていただきましたよ~
お友達の着物


全部一式、お祖母様から譲り受けた着物だそうです。 サイズぴったりなんて、羨ましい限りですね!!

ただ一つだけ・・・長く使っていなかった履物は要注意かも!! 

道中で草履の底(台の下部)がぱっくり割れて、いつ鼻緒が抜けてもおかしくない・・・というトラブルに見舞われまして~(汗)
ランチの後に、急遽草履を購入することになりましたから(笑)


甘味喫茶「みはし」さんのあんみつ、おすすめ♪

若冲展の帰りは、上野広小路にある甘味喫茶「みはし」さんで、クリームあんみつをいただきました!
みはし

お友達は白玉、ワタシは杏です。 
クリームあんみつ

友人が「こしあんが絶品!」と連れて行ってくれたのですが、本当にすごくおいしかったので、オススメのお店です♪

白玉


朝から夜まで、丸一日出歩いて。 なんだか、めちゃめちゃ疲れちゃいましたけど。 
すてきなポストカードと一筆箋も手に入れて、大満足の一日でした♪

お土産

吹き出しきりまる

楽天トラベル上野おすすめ観光スポット20選!2019版ですが、ご参考までに~

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