【着物紹介】百段階段へおでかけ~私とお友達のきもの
10月上旬(10月11日)、目黒雅叙園・百段階段へのお出かけで着たきものです。
前日は台風の影響で大雨・大風。当日も午前中は雨が残り、夕方また降るかも?といったぐずぐずの天気予報だったので、何を着ようか?と迷いました。 結局、雨コートを着ることも考えて、単衣の真綿紬(無地)を着て行きました♪
ワタシのきもの。ほっこり無地紬の単衣と染めの九寸名古屋帯。
10月なので、本来は袷の時期ですが、雨コートを着る可能性が高かったを考えて、単衣の真綿紬にしました。 ほっこり地厚の濃紺地なので、単衣でも寒々しくは見えないでしょうし、コートを重ねる分袷では暑かろうと思ったからです。 ビビットカラーの友禅染リネンマスク(PSNY)とコーディネートしても合いそうでしたし。
帯は染めの九寸名古屋です。
なんだか爽やかな色めなので、涼しげにも見えてしまう帯なのですが、生地自体は縮緬地に似た質感で、夏向きの生地ではありません。 帯+帯締め+帯揚げの3点セットで購入したので、そっくりそのまま使いました♪
先日気づいたのですが、阿波藍伝統工芸 日本植物染織研究会員、藍染師「金子 正」氏の落款が入っていましたよー
藍染めも型染めも大好きなので、結構気に入っている帯ではあるのですが、いつ締めるのがベストなのか?がわからないので、なかなか出番が回ってこなかった帯なのです。
気になるのは、帯の色とモチーフ。 こんなに爽やかお色なのに、多分お花は「菊」ですよね?!
よく見ると、松や梅?青海波なんかも入っているので、季節は限定しないのかもしれないですけど。 なんとなく「菊」なのに寒色系の地色という点が、使いにくくて。
以前「袷用の帯だから、5月に入ったらもう締めない方が良い」と言われたこともあるので、ワタシの中では【寒々しく見えない時期の秋用の帯】という位置づけとなっています。 菊だと思うと春には使いにくかったのですが、松もあるならふ春に締めてもいいかしらねー?
今回は、まだ暑さの残る10月初旬なら良いかと思って締めてみました。 もしかしたら「お初」だったかも?なので、使えてヨカッタ♪
行き帰りは雨コートを着ることになったので、帯は見えませんでしたけどねー
友禅染め・リネンマスクについては前の記事で♪
お友達の装い
百段階段に同行してくださった友人達のお着物です。
向かって左側の友人が着ているのは、白大島だそうです。 帯は「薔薇のお花」の洒落袋で。
向かって左側のお友達の着物は、泥藍染めの大島紬だそうです。 可愛らしい草花が描かれた塩瀬の帯で。
幸い目黒駅についた頃には、少し青空も見えるくらいのお天気になっていたので、お庭で写真が撮れてよかったです。
この日は日曜日&友引だったので、ご結婚式が取り行われていたようでした。
打ち掛けの花嫁さんや留袖・振袖の女性をお見かけすることができて、とても楽しい一日でしたよ!
雅叙園でのランチ&ティータイム
今回は、サンドウィッチやパンケーキがいただけるカフェラウンジ「パンドラ」を利用させていただきました。
お日柄の良い休日ならば、庭園の滝だけでなく、記念撮影をする新郎新婦をを眺めながら、お食事が楽しめるかもしれません♪