【蟹柄の帯】いつ締める? 白色系鬼シボ縮緬・カニの名古屋帯
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先日、「お?! 蟹だ~」と一目ぼれして買った「蟹柄の名古屋帯」です。
夏用かと思いきや、縮緬地の帯でした。
あまり深く考えないで買っちゃいましたが。
あれ?この帯、絽じゃなくて縮緬地だったんだね?!
絽・紗・麻といった素材であれば、夏帯として涼しげに締められるなーと思ったのですが、縮緬じゃ夏に締めるのは無理ですね。
しかも、これたぶん、シボ大きめの鬼シボ縮緬系じゃないですかね? ってことは、単衣時期にもはばかられる気がしますので、袷の着物用に決定ってことになっちゃう。
見た目が涼しげな柄なので、真冬に締めるのは寒々しい気がするし。
「どうせなら、麻帯に書いてくれたらよかったのにー」などと思いつつも、この蟹柄、結構気に入っているワタシ。
てな訳で、昨日お手入れに出してきました。
蟹は「災難を絶ちきる」ので縁起が良い柄なんだそう♪
昨日偶然、「南天に蟹」の紋様のかわいらしい江戸小紋を見せていただいたのです。
「南天(なんてん)」は、難転と同じ読みであることから、「難を転じて福となす」として縁起の良い柄とされています。
日本ではよく、家の門口に南天を植えますが、これは災難が家の中に入るのを避け平穏を願うという意味合いがあるそうなんです。
江戸小紋にも縁起柄として「南天紋」があるのは知っていましたけど。
南天紋の江戸小紋のイメージ
南天の中にさりげなく小さな蟹さんが配された江戸小紋の柄というのもあるんですねー!
「蟹のハサミで災難を絶って、福に転ずる」という意味合いがあるのだと伺いました。
縁起柄だと思えば、通年利用も問題なしです。(もちろん、仕立てによりますが)
ちょっと薄汚れていた「ワタシの蟹の帯」ですが、昨日お手入れに出しました。
キレイになって戻ってくるといいなーと期待しています♪