【四つ足NG?!】神社仏閣参拝と針供養。~着て行く着物とレザーのタブー
先日、骨董市で「サファイアミンク」のショールを買って喜んでいたのですケド。
和裁のお教室で『針供養に行くには、ファーやレザーはダメなんですって!』と教えてもらってびっくりです。
ひゃー!そうなんですね?
事前に教えてもらって、良かったです。 うっかり、ミンクを巻いて行くところでございました~(汗)
針供養とは?
針供養とは、折れたり曲がったりして使えなくなった針を、神社にお納めて供養していただく行事です。
東京では、浅草寺「淡嶋堂」境内で2月8日に行われる針供養会が有名なようです。
今年はワタシも、お世話になっている「三浦和裁教室」の皆さんと一緒に、参加させていただきたいと思っています。
なにせワタシ、和裁教室の中で「針を折って&曲げている人」ナンバーワンなのではないか?と思いますから~
真摯に「お裁縫の上達」を祈念してこなくてはいけません。
針供養に着て行く着物は?
和裁を勉強中の身ですから、皆さん、自分で仕立てた(もしくはお直しをした)着物を着て行くというのですから、さあ大変!
ワタシもせっせと、リサイクルで買った紬着物の身幅直しと裄直しをしているところです。
裏地の付いている、袷の着物は難しい。
これから袖付・衿付けをするのですが、2月8日に間に合うかしら? てか、そもそも表を歩けるような「キレイな着物」に仕上げることができるのか? そこが心配だったりしてるんですけど(笑)
そんな話をお教室でしていて「針供養に行くには、地味な着物が良いんですって。」という情報をいただきました。
なんでも「ウール・小紋・紬などの普段着系はおすすめだけど、付け下げや訪問着は華やかすぎるから、供養には向かない」らしいのです。
ワタシは「ウールの着物をお仕立て中」の生徒さんがいらっしゃるのを知っていたので、単純に「1人で浮かないように」と思って、地味紬のお直しを始めた訳なんですが。
結果オーライだったみたいですね。 KYにならずに良かったです。
殺生を連想するものは、供養にはタブー
さらに衝撃的だった話は、「供養だから、レザーやファーはダメなんですって」というお話です。
びっくりですよ。危なくミンクを巻いて、究極のKYとなるところでしたからー(大汗)
■浅草寺の針供養で浮きまくること間違いなしのサファイヤミンク!
そういえば、お葬式やお通夜に「レザーはNG」という話は一般的ですもんね。(黒い布製の靴やバッグが良いとされています。)
それと同じで、バッグや草履も「本革NG」なのだそうでして、布製であっても「殺生をイメージするヒョウ柄・ヘビガラはタブー」なのだと伺いました。
あらかじめ聞いておいて、ホントに良かった。
うっかり「フォーマル系の着物にゴージャスファー+レザー手袋+レザーバッグ」なんていう恰好だったら、「あの人、何しに来たの?」と後ろ指をさされることになったに違いないです。
初詣に、四つ足NG?!
ファーやレザー、供養がだめなら初詣もダメ?!
そう尋ねてみると、「やっぱり良くないのでは?」ということで。
ヤバいです。 神様、ごめんなさい。
ワタシ、ファーやレザーが大好きなので、神社・仏閣どこへ行くにも、いつも何かしら「四つ足モノ」を所持していました。
今年もお正月にも、みんなでモフモフ巻いてましたしー!(汗)
それを言ったら、お洋服だったらどうなんだ?とも思うんですけど。
実際のところ、革ジャンやレザージャケットを着ている方もいらっしゃるでしょうし、ムートンブーツや本革の靴を履いてる人も多いでしょうし。
バッグや財布・キーホルダーなど、四つ足モノを持たないというのは、逆に難しいような気もします。
ただ、和装の場合は目立ちますからね~
ワタシの恰好を見て「あら、あの人、神社(寺)でキツネの襟巻してるー」と思われた方も多かったかも???
ということで、今後は「お詣り・お参り」するなら布かウール(殺生はしていないので良いらしい)を使用するように気を付けたいと思います。
神様、大変失礼をいたしました!
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