【薄物】夏大島の着物に、花火モチーフ?本塩沢の八寸名古屋帯♪
先日、本綴織を取材させていただいた際の装いです。
⇒【本綴織】じゅらく「爪搔本綴織」の機織実演を拝見してきました!~自由が丘まるやまさんの催事です。
帯も着物もこの日がお初。
ずっと箪笥の肥やしになっていましたが、やっと袖を通すことができました♪
洗い張りをして誂え直した「夏大島紬」の着物。
この夏大島は、骨董市で割と高値で購入したものです。
何マルキだったか?忘れてしまいましたけど、「普通に買ったらめっちゃ高いよ!」と、大島紬としてかなり良いものだと言われました(←上手く乗せられた?)
そんな着物が、なぜワタシが買えるくらいに安くなっていたのか?と言うと、サイズの問題であったのだろうと思います。
多分この着物を誂えた方は、身長の割に裄の長い、ふくよかな方だったのでしょうね。
裄丈は、69cmのワタシにぴったりくらいの長さがありました。
でも身丈がかなり短くて。 「対丈で着ないとダメかしら?」っていうくらい、おはしょりが取れるかどうか?の長さでした。
更に買った後で気づいたことなのですが、前巾・後巾が妙に広かったのです。
背縫いのラインが、右の脇線のあたりにまで回ってしまう~ これでは身丈の問題をクリアしたとしても着れません。
仕方が無いので、そめの近江さん(お世話になっている呉服屋さん)に相談して、洗い張り⇒仕立て直しをしていただくことになりました。
とは言っても、内揚げがほとんどなかったので、身丈はほとんど出ませんでしたが。
それでも、腰紐を目いっぱい下に締めて、なんとかおはしょりを取って着れるくらいに仕上げていただけました。
加工に出したのが、H27年の6月です。
バチ衿に直してもろもろ含め、工賃22050円でございました。(安いよね~)
購入時に「あまり安っぽい帯を締めると、ジーパンでバーキン持ってるみたいになるから気を付けてね。」と言われちゃったので、お直しが終わった後も、なかなか着れずにいたのですけど。
この帯だったらどうかな? ワタシ的には、結構気に入っているコーデです♪
本塩沢の夏帯
証書付き。 本塩沢の夏帯です。
前帯とお太鼓の柄は「花火」ですかね?! 一応落款付いています。
質感的には、単衣時期も使えそうですが、花火と思うとやはり盛夏に限定される気がします。
素材は、麻とか自然素材(植物)系に見えますが、本塩沢なので「正絹」です。 お召し糸を使うそうです。
正絹で・紗でも絽でもないという帯なのですが、一応「夏帯」として買った帯です。
帯締めと帯揚げ
夏の小物合わせです。 竪絽の帯揚げに、パステルカラーの入った夏の帯締めを締めました。
今年の夏はどうにも暑くて、着物を着るのに勇気がいりますが、着て出てしまえば割と快適。
どこも冷房ガンガンなので。
今、小千谷縮(本麻)を自分で縫っている最中なのですが、お盆明けには仕上げて着て出かけたいと思っています。
“【薄物】夏大島の着物に、花火モチーフ?本塩沢の八寸名古屋帯♪” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。