【着物紹介・その2】上野・きもの展~紋紗のコート(道中着)~真夏にコートは必要ですか?
上野の東京国立博物館・平成館【特別展「きもの KIMONO」】へ行った際に、着た紋紗のコートについてです。
7月の猛暑日でも、コートは着るか?というお話も。
本記事は↓こちらの記事の続きです。 お友達とワタシの着物&帯はコチラで見てねー
紋紗のコート
7月19日にお出かけなので、コートは着なくてもいいかなぁ~?とも思いましたが。
「キモノ展は、着物を着た女性が多い」という噂を耳にしましたので。
「コートを着ていないと、『あら?帯付きで?』と思われちゃうかしら~」とそう思って、紋紗のコートを着て行きました。 撥水加工済みなので、雨対策としてもいいかしら?と。(結局洗える着物を着たので、関係なかったですけどね)
電車の中は冷房が効いていたので、全然平気でしたけどぉ。 駅から国立博物館までは、めちゃめちゃ暑かったですねー
たぶん、まわりの人も「うわぁ、あの人、コート着てるよ? すっごく暑そうーーーー」って思っていたかも。
道中着なので、美術館の入り口で脱ぎました。
帰りも脱いだまま帰るつもりでしたが、着画の写真を撮りたかったので、もう一度着たんですよね。
撮りたかったのは、コートの丈感です。
※この道中着の身丈は、背で95cm・肩で100.5cmです。(身長163cm)
あまり長くても重くなりますけど、「もう少し長くても良かったかな?」という想いがあったので、次に上着を作る時の参考に撮ってもらいました。
真夏にコートは必要か?
でね。
この後「すみません!シャッターを押してもらえませんか?」とお願いした方に、「コートはお脱ぎになった方が・・・・」と言われたので~
多分「見てる方も暑いわよー」ということなのだろうなと(笑)
盛夏であっても上着は必要・・・・・・というのは、着物や帯を守るという点で納得ですが、今のご時世、やっぱりケースバイケースであるんですね。
「本人はやせ我慢をしてでも、周囲に涼をふりまくのが夏着物の粋」とも言われますのに、見ているだけで暑いというのは本末転倒ですもんねー
実際のところ、この日は確かに着物の女性が多かったですが、コートを着ていらっしゃる方はいませんでした。
ストールを肩にかけていらっしゃる方でさえも、お見かけしなかったような気がします。 日傘をさしている方は多かったですけどね~。
皆さま、しじらや綿絽のような感じで。 ご自宅でお手入れできるカジュアルな綿タイプをお召しになっていた方が多かった気がします。 半幅帯の方も結構いらしたかも。
そんな中でコートを着ているなんて、逆に浮きますよねぇ!
おすすめは、透け感のある涼し気なストール!
ということで、時期や場所にもよるとは思いますが。
カンカンと暑い真夏日には、上着よりもストールの方がお勧めだなーと思いました。
さっと羽織れるし、外せるし。 帯や着物の日焼け&汚れ防止なら、ストールでもできますもんねー
真夏に羽織る、素敵なストール、欲しいですー
安くて素敵!というストールを見つけました。グレー、思わず買っちゃいました。
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