昨年の9月に買った「阿波しじら織り」のゆかたです。
2020年中に縫い上がっていましたが、季節的に着ることができず、先日ようやく袖を通してみましたが。

柄合わせを失敗してしまいました。(涙)
自戒の念を込めて、ご紹介します。
「ぶっつけ」→「おっかけ(突き合わせ)」にすべきでした。
濃い藍色と薄いブルーの縞模様。 今回ワタシは、あえて「ぶっつけ」にしたんですよね。
※正しくは「寄せ裁ち」→通称突き合わせ・ぶっつけ(後ろ中心で左右対象)

以前ヤフオク出品した↓この雨コートの感じが好きだったからです。

でも、反物巾も縞の入り方も違ったので、ワタシが希望したようにはならなくて、袖付あたりに濃い色を出すことができず、仕立ててみたら「なんだかなぁ~」みたいな結果になりました。
しじら織り「反物」の記事はこちら
前から見る分には、↓まあ、これでもいいかと思うのですけどねぇ。
うしろから見ると、なんだか妙じゃね?!
背中にずどんと太い縦線1本‥‥‥なんだか悪目立ちしている気がします。
困ったなー! もう、衿肩あきを切っちゃってるので、今更、おっかけにはできないだろうなぁ。
※正しくは「追い裁ち」→通称追いかけ・追っかけ(一方方向)
その他にも、以下の点が気になりました。
- 着物としても着られるように、いつもの長着と同じ寸法で仕立てたから? 下部の背中心が右に寄ってる。
(ゆかたで着ると、身幅が少し広い) - バチ衿仕立て。 暑いので緩めの和ブラにしたせいか? 胸の脇でもたつく。(抱き幅足りない?)
下前にハギを入れて、お直ししてみることにしました。
あれこれ考えて、和裁の先生にも相談してみて。 お直しに挑戦してみることに決めました。
- 追っかけに変更するため、片身だけ(下前側)衿肩あきを見えない位置まで下方へ送ることにする。
→内揚げを全部出す。
→身丈を長めに作ってあるので、ギリまで詰める。
→内揚げ&身丈を短くした分の余った布を、「右前身頃の胴にはぐ」。
片身だけ衿肩あきを脇側にして、帯に隠れる位置まで下方に持ってくることができればOKとなるはずなので、それには、胴はぎが必要となる訳ですが。 下前だけのハギであれば、理屈上はなんとかなりそう。
実際に全部解いて、合わせてみないとですけどね。
直してみたら、またご報告させていただきますねー
■目指すのはこれ!
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この記事を書いた人

- S40年生・東京在住・主婦
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着物が好きです!!
11年間ほど写真館で着付師の仕事をしていました。 現在は、成人式着付やモデルさん撮影のお手伝いをしたりしています♪
写真館勤務時に、七五三・成人式・お宮参り等で着るキモノでお悩みのお客様が多かったことからこのサイトを作りましたが、フォーマル系は「お祝いの着物https://oiwai-kimono.com/」へお引っ越し中です。
キモノ-着るならでは、浴衣・紬・小紋・ウールといった普段着物についてや和裁のお話を書きます!
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