【着物紹介】7月中旬薄物コーデ・絹紅梅と麻の染め帯、山葡萄カゴバッグ
昨日のお出かけコーデは、白地の絹紅梅+麻の染め名古屋帯です。
新宿にある「親和クリニック」さんへ、植毛手術の経過報告に行ってきましたー
梅雨明けは、白地が涼し気に見えますね♪
梅雨明け。 湿気が多い蒸し蒸しな夏日に着るキモノは、濃い色の薄物よりは、白地や淡い寒色系が涼し気に見える気がします。
紺色の夏大島も出したのですが、見た目に暑苦しく見える気がして、結局白地の絹紅梅で出かけました。
この着物は、まだ写真館で着付師の仕事をしていた頃に、頂き物の反物を仕立てていただいたものです。 もう20年くらい前になるかしら?
反物巾が少し足りず、裄が67㎝なのですが、夏物ですしね。 ギリギリ着れるサイズ感です。(通常はカジュアルで69㎝なのです。)
透け感の強い着物なので、自分的には「涼し気に見えるだろう」と思って着ていましたが、この日、多くの方に「お着物、良いですね。でも、暑いでしょう?」と声をかけられました。
はた目には、やっぱり暑そうに見えるのかなぁ?
暑いと言えば暑いですけど、着て出てしまえば、そうでもないです。 今は、どこも冷房効いてますから~
いつも「着付けをしている最中が1番暑い」という気がしますけど、この日は朝が早かったので、汗ダクにならずに着れました。
「ハッカオイル」を1~2滴垂らしたローションでうなじを拭いておくと、スースーして気持ち良く着物が着れるので、おすすめです!
麻の帯は、素材感のあるカジュアルな着物に良く合います。
帯は「麻の染め名古屋帯」です。
お気に入りの帯です!
きゅうり? へちま? と、ずっと思っていたのですが、キュウリもへちまも「花は黄色いはず」と思って調べてみたら、これ、実は夕顔かも?!
ちょっとゴワゴワっとした素材感の麻の帯は、高級浴衣(紅梅織りや綿麻など)や小千谷や近江縮といった麻の着物に良く合うと思います。
帯揚げ・帯締めも白色で、「涼し気に見える」ことにこだわってみました。
同じ着物・同じ帯のコーデですが、以前は「銀座結び」にしていました。 小物合わせや結び方を変えると、少しは雰囲気が違って見えるかな?
2015年8月・絹紅梅の着物に麻の九寸・染帯♪
山葡萄カゴバッグ
バッグは、六角編みの山葡萄カゴバッグを持ちました。 2番皮です。
3年前に骨董市で買ったカゴバッグですが、特に難なく、大変お役立ちしてくれています。
当サイトに「山葡萄カゴバッグ」という検索ワードで、来てくださる方が多いようです。 山葡萄のカゴバッグについては、↓こちらでご紹介しています。
絹紅梅の着物を、自宅で手洗いしました。
結構汗をかきましたしね。 衿山を少し汚してしまいましたので、今朝、麻絽の長襦袢と一緒に、自宅で手洗いしてみました。
絹紅梅にはガード加工がかけてあるので、本当は「丸洗い+汗抜き」に出すのが良いのでしょうけど。
絹+綿素材の絹紅梅は、水洗いしてもさほど風合いが変わらないので、自分で洗った方がさっぱりするかと思いまして。
洗剤は、普段使っているものを使いました。 衿汚れは、ブルークリーナーでの擦り洗いです。
1分間、洗濯機で脱水した後、風通しの良いところで陰干ししました。
先ほど寸法を確認したら、肩身丈と袖巾が、マイナス0.5㎝づつ縮んでましたが、まだアイロンをかけていないので、上手くすれば元寸法に近い数値まで戻せるかも???
まあ、5ミリくらいならこのままでも問題ないです。
衿汚れがかなりキレイになって、全体的にサッパリ・ふんわりとなって、これまでよりも着心地が良さそうになりましたよー