【扇子】浅草「高久」夏扇子を買いました。手描き江戸扇子~夏帯に挿して持ちたいテッセン柄です。
浅草新仲見世にある老舗の人形・羽子板・扇子「高久(たかひさ)」さんで、素敵な江戸扇子を買いました。
お安いものから高価なものまで。
素敵な扇子をたくさん揃えていらっしゃる「高久」さんをご紹介させていただきます♪
ワタシが買った江戸扇子
ワタシが購入したのは↓こちらの江戸扇子です。
江戸扇子とは、東京で職人さんが手作りされる比較的中骨の本数が少ないタイプの扇子のこと。
分業で作られる雅な京扇子に対し、お一人で一貫して作られる江戸扇子は粋なタイプが多いそうです。
親骨は、竹に手彫りでテッセンの模様。夏っぽいでしょ?
扇面は、手書きのテッセン。 涼しげです~
ご存知でした?
扇子のお値段って、扇面の絵柄が手描きか?プリントか?ということと、作家さんによって決まる部分が大きいのだそうです。
例えば、こちらの黒塗り・螺鈿の扇子は@3500円というお手頃価格でございました。
高価そうな親骨なのに、なぜ安いのか?というと、扇面がプリントだから。
一緒に写っている「白いお花の扇面」の方は手描きです。
なので、価格はやっぱり@8000円という良いお値段になっているのでありました。
はたはたと人前で煽いで使う夏扇子ですので、やっぱり扇面のデザインは大事ですね。
プリント柄の扇面だって、とても素敵なデザインなので。
『どっちが良いか?』なんて、比べて見なけりゃわからない気もするのですけど。
でもねー。 ワタシはもう比べて見ちゃったのだから、仕方がないです。
「どう見たって、手描きの方が味がある!」って思っちゃったから~
ちなみに、ワタシが心を奪われてしまったテッセン柄のお扇子は、ナント@12000円というお値段でして。
「普段用の扇子1本に一万円超えー?」と、購入するつもりは全くなかったのですけどねー。
「薄物きものに夏帯締めて。 山葡萄のカゴを持ったら、似合うだろうなー」
そう考えてうっとりしてたら、いつのまにか、無意識にクレジットカードを出してました(笑)
親骨に金で絵柄が施されている、ちょっとよそゆき顔の扇子なので、付下げくらいまでは使えるだろうということでした。
とは言え、基本的には普段用の夏扇子です。
デザインによっては通年使って構わない「夏扇子」ではありますが、こちらはテッセン柄ですので、初夏~盛夏限定の扇子ですね。
消耗品ではありますけれど、大事に大事に長く愛用したいと思っています。
さらに高価な「短地扇子」も素敵でしたよー
こちらの短地(扇面の長さが短いタイプ)扇子は、なぜ?高価なのか???お伺いするのを忘れましたが~
「これもいいなー」と広げてみたら、@15000円のプライスカードが付いてました。
やっぱりねー。しつこいですが「良いと思うものは、値段も良い」です。
色違いの紫色もキレイでしたよー
夏扇子を帯に挿す場合
閉じたまま使う「祝儀扇」であれば、扇面の絵柄うんぬんよりも「親骨の見た目重視で選ぶのが良いかなぁ」と思うのですが。
なんと、祝儀扇を帯に挿す場合は「紙面を表に向けて挿します」が、それ以外の扇子を帯に挿す場合には「骨を表に向ける」そうなのです。
知らなかったなー!
つまり↓これはアウト!ってことなのかしら? でも、閉じた状態でこんなに幅のある扇子を骨表に挿すのは無理そうなので、どうしても帯に挿したい場合はこうなっても仕方ないよね?
そもそもこのような「扇子袋」が付くタイプの扇子は、挿すんじゃなくて、バッグに仕舞うのが正しいのかもしれないですね~(今までずっと挿してたけれど。)
とりあえず、今回高久さんでお買い物させて頂いた扇子は、骨を表に帯に挿せそう。 しかも金のテッセン柄~♪
早く薄物の季節にならないかなー
季節先取で、単衣+夏帯なら挿してもいいかな?
買った扇子を手に取って、一人ニヤニヤしています。
開いて煽ぐと、とても良い香がするんですよーーーー!!
高久さん。店内の様子と扇子の紹介
高久さんの店内に飾られていた扇子を撮影させていただきました。
見たら扇子が欲しくなること請け合いですが、ぜひご覧になってみてくださいねー
QVCでも人気の高久さんの「涼風扇子」
現在はソールドアウトになっていますが、そのうちきっとお目見えすると思います。
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