【着物紹介】ゲッ・・・まさかの喪服用?!菊花柄の大島紬に、童子の道中着コート。小豆色の帯締め・・・
先日、友人と電車で出かけた際のコーディネート。 大輪菊柄の大島紬に、博多帯です。
着ている本人は、全然気づいていませんでしたが。
なんと!この帯締めは、まさかの喪服用なんだそうですーーー!!
決して真っ黒じゃないんですよ? 小豆色が入っているんですよ? なのに不祝儀用だったなんて。
街中では、道中着コートを着ててヨカッタですぅ~
博多帯を買った業者さんに言われて判明。まさかの不祝儀用の帯締め
この日は一日でしたので。 出かけた帰りに、着物のままでいつもの骨董市に立ち寄りました。
未仕立てで売っていただいた博多帯を、自分でかがって締めたので、お見せしたくて。
「見てぇー!この帯、自分でかがって使いましたよー!」とコートをペロっとめくったところ。。。
「あ、ほんとだ! でも、なんで喪服の帯締めしてるの?!」と。
びっくりですよ。 そんなつもりはなかったですもん。
「えーーーーっ?! だって、これ、あずき色が入ってるよ?!」と主張してみましたけどね。
「うん、でもこれ、喪服用だよ♪」と。
いやぁ・・・電車の中や街中では、コートを着ていてよかったです。
でも実は、帯付きで呉服屋さんにも伺っているんですよね。
皆さん「わざと喪服用???」と思ったのかしら?
知らぬが仏と言いますが、知ったとたんに「ひゃーーー!!」って感じ。 知らない・気づかないってことは、時として怖いなーと思いました。
大輪の菊。大島紬の着物
着ているのは、大輪の菊の花が織り込まれた大島紬です。 証書や反端ないけど、たぶん大島。
菊の花なら、10月11月にしか着れないかしら?と悩みましたが、皆さん「なんの花だかわかりにくいから、こだわらなくていいんじゃない?」とおっしゃいますし。
「菊の花は、国花だから、季節は関係なくていいんじゃない?」というご意見もありましたし。
秋口しか着られないのは残念なので、気にせず袷の時期中着ちゃうことに決めました。
とび柄「童子」の道中着コート
うーん、ちょっとワタシには小さかったかしら?・・・と思わなくもないですが。 名古屋帯とお揃いで買った童柄の道中着コートです。
あともうちょっと身丈も長かったらなぁ・・・と思いましたけど、骨董市でお安く買っていますので、贅沢は言えないですね。
このコートを着ていたおかげで、「喪服の帯締め」隠せました(笑)
この日締めた「黒/小豆色の帯締め」を、ワタシは結構気に入っていまして。 たぶんですけど、以前にも締めて、颯爽と出かけたことがあったような?
すっかり忘れてまた使ったりしないように、ちゃんと封印しておかなければいけませんね。
「真っ黒だけが喪服用じゃない!」・・・良い勉強をさせていただきました。
それにしても、着物を着たまま市に寄ってよかったです。 じゃなかったら、ずーーーと知らぬが仏で、この帯締め締めてお出かけするところでした。