【着物紹介】自分でお仕立て~久留米もめん(無地)着てみた!
2020年11月下旬に、楽天市場・キモノ 仙臺屋 本店さんで買った「久留米もめん」を単衣で縫いました。昨年中に仕上がっていたのですが、なかなか着る機会がございませんで。 今年・3月初旬に、ようやく袖を通してみることができましたー
木綿の着物でどこまで行ける?
この日出かけた先は、そめの近江・経堂店さんです。 お願いしていた洗い張りの反物を取りに伺いました。
木綿の着物は、めちゃめちゃカジュアルの部類なので「電車でお出かけって、どうかなぁ?」とも思いましたが。 でも、Tシャツにジーパン姿だって、普通に電車に乗りますしね。 無地なので、割ときちんとして見えるようにも思いますしね。
更紗の九寸名古屋帯を締めて、白半衿で着てみました。
ちょい気が早かったかな? 単衣の長羽織~
久留米木綿が、地厚なので。
3月7日は「中旬」と言うには、まだ早いかなーとも思いましたが(単衣羽織は3月中頃から)、どうしても自分で縫った単衣羽織が着たかったので、着ちゃいました。
GWが明ける頃には、薄羽織を着ますので。 単衣の羽織って、今着ないと、今度は秋まで着れないから!
この2~3日前までは、かなり春めいた暖かい日でしたのに、この日の風は結構冷たくて。 見た感じも寒々しかったかもしれないですが、当の本人はご満悦です(笑)
裾廻しみたいにつけた「居敷当て」
久留米木綿を水通しした際、若干色落ちしちゃった「木綿の裏地」なんですけどね。
【水通し】キモノ 仙臺屋 本店さんで買った「久留米もめん」無地着尺
「木綿の単衣は、足さばきが悪いので、八掛みたいに裏を付けると良い」と聞いて、やってみました。 衿下は三つ折ぐけに入れていますが、裾は居敷当てのような付け方になっています。
今更ですが。 どうせだったら、もう少し滑りの良さそうな生地を選べば良かったかなー?
ぐるりと下半身に裏地が付いて、木綿の着物がさらに暖かく・しっかりした感じになりました。
濃い色の木綿の着物。 難点は、ゴミが付きやすいということ。
実際に縫い始めてみてわかったことなのですが、この木綿、めちゃくちゃゴミが付きやすいのです!
白いセーターや、モフモフで毛足の長い絨毯とかは、絶対ダメ。 真っ白に見えるくらいに、毛羽が付きます。
困ったなーと思いまして、対処法を調べてみると。
「黒いスーツや、濃紺など。 ゴミが付きやすいものは、柔軟剤多めで洗って、静電気防止スプレーをすると良い」らしいので、やってみました。
スプレーは、こちらを使いましたよ。
結論を言うと、ゴミが付かなくなるということはないですが、多少は違うかな?という感じです。
あとはまめに、埃とりブラシをかけたり、粘着テープで埃を取ったりするしかなさそう。
仙台屋さんのご主人は、「原山織物工業を受け継ぐ【はらっぱ】会津木綿がおすすめです。」とおっしゃっておられました。 今度は、ぜひ、こちらの木綿を縫ってみたいです!
仙臺屋さんで見てみる。
単衣羽織の羽織紐
今回のコーディネートで迷いまくったのは、羽織紐です。 羽織のカラーが赤っぽいので、ピンク色の羽織紐を使いましたけど。
家に帰ってから、ベージュやグリーンの方が、ヨカッタかな?と。
ちなみに、更紗帯のアップはこんな感じでした。
ねえ? やっぱり、ベージュか緑がよかったよね~?
ワタシはどちらかと言うと、チェーンやストーンタイプよりは、組紐や丸ぐけタイプの羽織紐が好きなんです。 もっとたくさん、欲しいなぁ!