【薄物】夏着物でおでかけ~夏大島の着物+絽の帯(唐辛子柄)~夏の薄物について
先日、ショップジャパンさんの寝具イベントで虎ノ門ヒルズへ行ってきました。
寝具イベントに着物っていうのは非常識かと思いましたが、「すでに一通り寝たことあるし、着物だって寝れないことはないだろう」と安易に考えてきちゃいました。
お初で袖を通した夏大島です。
頂きものの夏大島・絽の帯・カテリーナ・ベルティーニのバッグ・麻の草履
義母から譲ってもらった夏大島は、お直しで裄出しはしてもらいましたが、身丈はそのままギリギリサイズです。
裄出しだけなら5000円くらいでお願いできますが、身丈を直すとなると仕立て直しになってしまうので、細い腰ひもでめっちゃ下を締めています。
おはしょりが短めなので、男物の長尺・黒紐を使ったのですが、夏大島の滑りが良いのか?結構緩みましたので、今度は腰ベルト(ゴム紐)を使ってみようと思いました。
帯も少し落ちたので、もう少し帯位置を上げればよかったかも。
帯は、唐辛子柄の絽の帯です。
バッグは、イタリアの老舗ブランド「Caterina Bertini(カテリーナ・ベルティーニ)」のかご バッグです。
お洋服用のバッグですが、持ち手が短く着物にも持てます。 大きなカメラを入れても大丈夫!の収納力のあるところも気に入っています。
草履は、先日丸屋さんで購入した麻にエナメル鼻緒の夏草履ですよ。
夏帯と小物
絽の帯&小物をアップで見るとこんな感じです。
帯揚げは絽縮緬かな? 帯締めは夏用のレースタイプです。
薄物と呼ばれる夏着物について。「やせ我慢=お洒落」だそうです。
お友達が「着物がシースルーになっていて素敵ですね!」とほめてくれました♪
薄物と呼ばれる「絽・紗・麻」といった素材の夏の着物は大抵透けるんですよ。
この透け感こそが、涼を誘う【夏の着物の醍醐味】だと言われています。
ちなみに、絽の帯ってやつも透けてますデス♪
夏大島は紗の一種だったと思いますが、サラっと軽くてとても着心地の良い着物です。
中に着ている長襦袢も、正絹の絽にしましたので、肌当たりも良かったです。
「夏に着物を着るって、暑くないですか?」と聞かれましたが、暑いか?暑くないか?と言えば、やっぱり暑いですけどね。
お洋服の暑さと違って、風が抜ける和服の暑さは、割と快適なんですよ。
着物って、胴回り以外は風の通りが良いので、あまり熱がこもらないんです。
先日、履物やさんのご主人が「夏の着物は、見る人を涼しくするために着るんだよ」とおっしゃっておられましたが、薄物の透け感は「涼しげ」に見せるためなんですね。
着物を着る本人が暑くても、やせ我慢をして涼しそうな顔をするのが粋。
汗だらだら状態で、お扇子でバタバタと煽いだりするのは、ヤボなんです~。
せっかくそんなお洒落をしたというのに、こんな格好をするってのは言語道断でしたかねえ?!(そもそも着物で行くってこと自体が間違いなんですが)
帯も着物も気に入っているので、次はもう少しキレイに着たいと思います~
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