【着物のカビ】応急処置~
8月のアタマに、骨董市で買った紗の着物。
DHCさんのローンチパーティーで、青山迎賓館に着て行ってしまいましたけどぉ~
実はこの着物、お値引きしていただけたのには、理由があるんです。
わかります?コレ↓
ちょーっとね。白くカビが出てたんですよねー
幸いにして、かび臭くて着れない・・・というほどの状態ではなかったので、どうせなら8月中に1回位は袖を通して、9月になったらお手入れに出せばいいよね?・・・と思いまして。
応急処置として使ってみたのがこれ。「装いの道」応急お手入れキットの「シミトールS」です。
骨董市でこの着物を買う時に一緒に居合わせたお客さんが・・・
「薬局にね、スプレーの付いた大きなボトルのアルコールが売っているから、風通しの良い所に着物を吊るして、びしょびしょになるくらい、アルコールを吹き付ければいいのよ。 輪染みにならないように気をつけて、全体的に吹くのがいいけど、酔っ払わないように気をつけてね。 たっぷりの消毒アルコールを吹くと、このくらいのカビだったら、飛んじゃうわよ♪」
・・・と教えてくださったのです。
早速薬局にいって、スプレーのついたアルコールボトルを手にしてみました。 確か、700円だか800円だか。。。
こんなに安くていいのかな?
このアルコールでいいんだよね?
本当に輪染みにならないのかな???
しばらくアルコールを片手に考えていて「そうだった。装道のお手入れキットに、水溶性タイプがあるんだった。あれじゃあ、だめかな?」と思ったのです。
ワタシは、下前の目立たないところにシューーーとやって、タオルで叩いて、「お♪結構いいかも・・・」と思ったので、気になるところは全て「シミトールS」で
カビ取りしました。
いえ、本当に取れたかどうか?はわかりませんが、一応、目立たなくはなりました。
ビショビショになるほど、吹いてはいませんが、なるべく広範囲に吹くようにはしたつもりです。
叩くだけでなく、ちょっとこすってしまいたくなりますが、そこは我慢、 こすると毛羽がたって、白っぽくなる危険があります。
比べてみると↓こんな感じです。
ねー?とりあえず、着てわからないくらいには、なっているでしょう?! でも、もしもお試しになるのでしたら、あくまで自己責任でお願いしますね。
あくまで「カビトール」ではなくて、「シミトール」でございます。 本来は、水性の汚れ(醤油、ソース、果汁、コーヒー、紅茶、ミルク、血液、糖分、酒類など)を
落とすためのお手入れアイテムです。
このまま来夏まで仕舞いこむのは危険なので、近いうちにお手入れに出すつもりでおりますデス。
(まだ、出してない~)
アルコールでのカビ取りの仕方を教えてくださった方は、この他にも「めっちゃ使えるあの手この手」を、丁寧に話してくださいまして。
この夏、本当に助かりましたので、また別途、ご紹介させていただきますね~
「シミトールS」は、楽天市場さんでも買えますよ~
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