胴抜き仕立ての着物(白山紬)を着る時期は・・・?!
黒地にグレーの縦縞の入った『白山紬』。
昨日、久しぶりに着てみました♪ (帯は半幅を貝の口に締めています)
お気づきの方もいらっしゃるかな?
ブログ記事の文末に表示される「この記事を書いた人」アイコン写真に使用している
お気に入りの着物なんです。
実はこの白山紬、胴抜き仕立てになっていまして。。。。
グレーの八掛が腰下部分に付いていますが、胴裏はナシです。
着物の下だけ見れば袷の着物みたいですが、上部はひとえ仕立て・・・という感じ~
でもって・・・
胴抜き仕立てって、袖口部分は袷のように八掛の共布がついているのですが、
袖裏は入っていないものなんですね?!
今更ですけど、昨日初めて気づいたのですが、袖口以外は袂も単で、振りから見ると裏地なし!!
「あらま、胴抜き仕立ての着物って、袖口だけ袷みたいになってるんだー?!
これじゃあ、袖の後の方から見た人には『このヒト、こんな時期にウールでもないのに、
ひとえ着てるよ?!』と思われないのかな???」
・・・と、なんだか不安になっちゃいまして。
袖(フリ)が見えにくくなるように・・・と、羽織なんぞを着てみたりもしたのですが。
んーーーー!! 縞に縞ってどうですかねーーー???
合わないこともない気がするけど、この羽織はピッタリって訳でもないですよねぇ。。。?!
この日は、あまり派手な色目の着物を着て行く訳にはいかない・・・という事情があって、
この紬なら大丈夫♪・・・と思っていたのですけど。。。
袖に裏が付いていたなら、着てしまえば全く普通の袷の着物に見えますので、
問題なかったと思うんですけど~
胴抜き仕立てで袖裏付き・・・なんて、ないのでしょうか?
確か呉服屋さんに仕立てをお願いする際「3シーズン着れる便利な着物!」と言われまして、
胴抜き仕立てにしていただいた。。。と記憶しているのですけど。
真綿系の紬と違って、大島みたいな薄い感じの紬ですし、なんだか寒そうで
着るにはまだちょっと早いんじゃないのかなー???っと。
「自分が良ければそれでいいじゃん♪」と気にしないで着るのが良いのでしょうけど、
小心者のワタシは一旦気になると、もう気になって気になって。
以前の職場でお世話になった着付けの先生にメールでお尋ねしてみたところ、
「胴抜きの白山紬は、袷の着物と同じでOK♪」・・・というご回答をいただきました!!
なるほど、呉服屋さんの言ったとおり・・・ではあったようなのですが、
実はワタシ、全然暑がりではないんですよねーーー
いや、むしろ、人一倍寒がりでして、寒いよりも暑いほうがイイ!!・・・という
冷え性体質のオンナなのです。
ですので、今にして思えば、胴抜き仕立てにした意味がなんだか見当たらなくて。
ほっこり系の真綿紬を、胴回りがスッキリするように胴抜きにするとか、
暑がりで汗をかきたくないから胴抜きに・・・っていうならわかるんですけど。。。
なんで寒がりのくせに胴抜き仕立てにしちゃったのかしら???
3シーズンOK!とは言っても、ひとえ時期に着るのは野暮でしょうし。
てか、さすがに暑いでしょうし。。。
袷からひとえに移行するまでの、中途半端に暑い時期・・・に着る着物と考えたら、
うーん・・・ワタシには普通に袷の着物でヨカッタのかも???なんて、思ってしまいました。
だってね。先生に「今、着ても平気よ」と教えていただいた後でしたのに、
やっぱり寒くて、普通の袷の着物に着替えずにはいられなかったワタシなのです。
後から着たのは「大島紬で、やっぱり薄めの着物ですが、胴裏があった方が断然暖かかったですカラーーー!!
*結局羽織も着てますけど(笑)
たかが胴裏1枚なんですけどね。侮れませんねぇ。
アイコン使用の写真を撮ったは、確か3月だった気がしますけど。。。寒くなかったのかな?ワタシ!!
4月5月の頃になれば、重宝するようになるでしょうか???
気に入っている着物ですので、今年はたくさん着たいと思うのですが、出番が多くあるといいなー
余談ですが。
昨日は雨が降っていましたので、先日骨董市で買ったばかりの「雨草履」を履いてみました♪
でもって、自分で着丈を出した「雨コート」も着てみました。
雨コートと雨草履は、次の記事でご紹介させていただきますねーーーー!!
(チラ見せですけど笑)
胴抜き仕立て と検索しました