浴衣(ゆかた)の着付け☆着せてあげる♪

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着せてあげる☆浴衣の着付け

人に着せてあげる場合の、 浴衣の着付けのポイントのご紹介でーす!

前回は、自分で着る浴衣の着付け方を動画にしてみましたので、今回は「人に着せてあげる場合の浴衣の着付けのポイント」を撮ってみました。

って。ここで、言い訳なんですけど~

カメラのON・OFFが上手くいかなくて、何度か撮りなおしているうちに 時間がなくなってしまいまして。
ワタワタワタ~と撮った動画ですので、 「ん~ちょっとなぁ・・・・」という点(アラ?)が見受けられる気がしますぅ。。。

すみませんーーーー!!
とりあえず・・・大事なトコロは押さえてあると思いますので、ちょっと雑なところがございますが、どうかお見逃しくださいませ~

本にはあまり書かれていないような点をご紹介できたらいいな・・・と作った動画ですので、ご参考としていただけましたら幸いです。

◆動画に挿入しました「ナレーション原稿」デス♪

①浴衣に袖を通してもらいます。

②衣紋を後ろに引いて、背縫いを背中心に合わせます。

③衣紋抜きは、着る方の年齢や体格にもよりますが、軽くコブシが入るくらいで。
ふくよかな方は大目に抜き、スリムな方は少しつめてみてください。

④衿先を持って引き、左右の位置が同じかを見て、背中心が真ん中にあっているかどうか?確認します。

⑤衿先から10センチ程度のところを持ち、 背中心が動かないように気をつけながら、
一度開いて、裾線がくるぶしくらいの長さになるように、お尻のあたりの布全体を体から離して、
上に引き上げます。この時、お尻の上にシワができないように、腰の上あたりをひっぱり上げるようにしてみてください。

⑥上前幅の位置を決めます。
右脇線が隠れるくらいにしたいので、 だいたい右腰骨の上にかぶるくらいまでかな・・・と思います。

⑦次に一度開きますが、開く前に、お尻を基点に右手と左手で引っ張り合って、
6で決めた前幅の位置に合わせて、下前(左手)を引いておいてください。

⑧下前を巻き込みます。この時、裾線がくるぶしが隠れるくらい
(かかとが2センチみえるくらい)になるように気をつけて巻いてください。
着物の幅が大きい場合は、腰骨の先あたりで折り返してください。
衿先を巻き込んでも構いませんが、足捌きが悪くなるので、褄先(裾)は返しておいてくださいね。

⑨腰紐をしめる前に、身八ツ口から手を入れて、褄先をクイっと7~8センチ程度上げておきます。
上前幅が動かないように押さえつつ、1度捲ってみて、下前幅のシワや裾線などを確認し、
その上で上前のシワを整え、長さを決定します。
このときに、上前の褄先も3~4センチ程度上げてくださいね。
裾線はまっすぐではなく、ナナメにキュッと上がるのがキレイに見えます。

⑩おはしょりが短くなる場合には、低い位置で締めます。
また、胃の上にキツク紐がきますと、気分が悪くなりますので、
モデルさんに「紐の位置が嫌な感じがしないか?」お尋ねになるとよいと思います。
胃下垂の方などは、腰骨の上の位置で苦しく感じられる方もいらっしゃいますので、注意が必要です。

⑪腰紐を後ろに回したら、1度背中のおはしょりを上に持ち上げてあげると、
紐に布がかむことなく、きれいに締めることができます。
交差するときに、親指を入れてシュ・・・とやるのもポイントです。

⑫紐の結び方は色々ですが、1度下の紐に通した方が動かなくてよいかもしれません。
紐がごろつかなければ、チョウチョ結びをしても構いません。結び目は中心を避けて、脇寄りにしてください。
紐先はぶらつかないように、紐にからげておいてください。

⑬腰紐が締め終わったら、一度後ろにまわって、お尻のシワや後ろの裾線を確認します。

⑭前に戻って、身八ツ口から手を入れて、背中のおはしょりをキレイにおろします。

⑮襟元の位置を決める前に、前のおはしょりも整えます。
上前とした前の掛け衿の下を持ち、脇方向へ充分に引いた後、手刀で右手と左手を中央から脇へ
スライドさせるようにすると上手くいきます。

⑯襟元は、のどのくぼみのすぐ下あたりが良いです。あまり開けすぎるとだらしなく見えますので、ご注意ください。
慣れないと、初めに抜いた衣紋がつまっていることがあるので、衣紋の抜き具合や
背中心の位置も確認をしてください。

⑰コウリンベルトをお持ちであれば、ここで胸の下あたりにくるように付けてください。
無い場合は、胸紐をかけます。胸の上から下ろすように持ってきて、アンダーバストのあたりに締めます。
キツクせずに、少し緩めでも大丈夫です。結び目はみぞおちを外して、どちらか脇に寄せてください。

⑱胸紐をしめたら、背中のシワを左右の身八ツ口にタックをとって収めます。
このときに、袖付け位置を合わせてください。

⑲衽線を確認し、伊達締めを締めて、出来上がりです。

 

おはしょりを2枚おろさずに、1枚上げる場合は⑮でおはしょりを整える際に、下前側のおはしょりを三角に織り上げてモデルさんの左胸の下へ上げ込みます。
自分で着る浴衣の着付け」を参考にしてみてください~

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