浴衣(ゆかた)の補整
浴衣の補整タオルの作り方
以前の勤務先で教えていただいた腰パッドの作り方です。
1)浴用タオルの中心から手巾分とり、丸みをつけて余分を切り落とす。
2) もう1本の浴用タオルを、中心より3センチくらい重なるように端を折りナナメに置く。
3)反対の端も折って、中心で3枚重なるようにする。
4)切り落としたタオルも、乗せておく。
5)タオルを細長く2つ折りにする。 (元のタオル巾の2/3の位置が折り山)
6)飛び出した角を、収まるように折る。
タオルをとじて縫い合わせ、切り取ったタオルの耳(縫い代)で、紐をつける。
白いタオルを使ってしまったので見にくいですが・・・
写真で撮ると、↓こんな感じです~
お胸のある方は、前(みぞおちあたりにもタオルか綿を入れた方が良いと思います。
胴巻き部分のタオルの先には、巻きガーゼ(さらし)を長めに足して、 ぐるぐる巻いて少しお胸をつぶしておくと、さらにキレイに仕上がります♪
タオルを3枚使った「即席・腰パッド」
巻きタオル2枚+背中の凹(腰)部分1枚使用
胴部分の2つ折りにしたタオルは、2本つないで長くしてあります。
ゆかたを着たときに、タオルがお尻にひびくようでしたら(後ろのおはしょり下部分)、つないだタオルを巻くだけでもOKです。
タオルを3枚使った「即席・腰パッド」・その2
※2016.08.23加筆
先日、姪にモデルになってもらって撮った画像があるので、タオル補整を追記します。
補整タオルは、こう作りました。
- 1:胴幅分くらい、タオルを重ねます。
- 2:別のタオルを縦に4つ折りしました。
- 3:半幅に折ったタオルにセットして、銅に巻きました。
胴に巻く際は、くびれたところに巻きます。
背中は、そって凹んだところを平にするようにたたんだタオルを置きます。
タオルでウエスト+腰を補整する際のポイント
腰上のタオルは、お尻の上に出ないよう、おはしょり長さ程度にしましょう。
背中のそりを無くして、帯結びが落ちないようにするためのタオルですが、下に長くしてしまうと、お尻の上に段差ができて不格好になります。 お尻はピタッとすっきり・小尻にしたいので、タオルは、おはしょりの中に収まるくらいにしてください。
補整に使うタオルについて
お腹や腰の補整に使うタオルは、お正月にお年賀でいただけるような、薄手のものがオススメです。 あまり分厚いタオルを使うと、もっこりとやたら太くなってしまいます。
また、白い浴衣や透け感の強い淡い色の浴衣の場合は、タオルの色や柄が透けて見えてしまうことがあるので、無地の真っ白やベージュなどのタオルを使いましょう。 誰かに見せるものではありませんので、新品でなくても大丈夫です。 汗をかくので色落ちしないものを使用してください。。
タオルをおさえる紐について
タオルの上に浴衣を着て、腰ひもや帯を締めれば、タオルが落ちることはないので、タオルの端っこを挟み込むだけでも全然OKですけど。 浴衣を羽織って腰紐をするまでに、タオルが落ちたりズレたりするようであれば、紐でおさえてしまいましょう。
オススメは「包帯」です♪
締めるのではなく、おさえるだけの紐なので、なるべくゴロゴロしないものが良いです。 タオルが動かなければ、ゆるくしめて構いません。
人に着つけてあげるのではなく、自分一人で着付けをする場合には、予め糸で縫ってしまうのが良いと思います。
タオルでウエスト+腰を補整する際のポイント:まとめ
モデルになってくれた姪は細かったので、背の凹み補整のタオルを、縦ではなく横にして使ってみたら、この方が収まりが良い感じでした。
要は、いかに凹みを無くして平らにするか?なので、こうしなくてはいけないという決まりはありません。 浴衣を着る方の体型・肉づきによりますので、いろいろやってみてください。
補整用パッドを購入するなら、イトミさんのヘチマパッドが良さそうです。
夏だけでなく、通年気持よく使えそうなので、ワタシも欲しいなぁと思っている商品です。
成人式の振袖セットについてくるピンク色のウレタンパッドは、わりと表にひびきます(段になる)ので、振袖の場合は段差をぼかすためにタオルを1枚上からかけます。 浴衣に使うには、ちょっとボリュームがあるように思いますので、タオルの方が良いと思います。