【雨草履(あめぞうり)】軽装履きの時雨草履(しぐれぞうり)で、雨の日も着物でおでかけ♪
前記事の続き、先日の雨の日のお出かけです。
この日お初で履いてみた「時雨草履」をご紹介させていただきまーす♪
雨草履・時雨草履とは?
雨避けの透明ツマカバーが付いた「雨天用の草履」です。
少し前に、骨董市でお安く購入いたしました!!
ツマカバーは着脱式ではなく、最初から固定で付いておりますので、「今日は降るかなー?」というような曇天の日ではなくて、最初からバシャバシャ降っているような、雨の日用の草履であると思います。
「時雨草履」と言っても、いろいろなタイプ(台の素材とかカタチとか)があるようですが、こちらは右近下駄のようなカタチでして、ヒールタイプの草履です。
泥や雨水を蹴り上げないように・・・と、かかと部分が斜めに削られているのがGOODです!!
裏を返すと、滑り止めのついたゴム底仕様になっておりまして。。。
製造の段階で鼻緒がすげられている「軽装履き」の草履となっておりますです。
軽装履き・・・とは、修理の効かない「壊れちゃったらそのまま捨てる」タイプの履物のことだそうです。
普通の草履は、裏に鼻緒をすげる為の穴が開いていますけど。。。
時雨履きの場合は、底から雨がしみないように「軽装履き」となっているんですねー!!
このタイプだと、鼻緒を伸ばすことはできても詰めることはできないということですが、もともと足のデカイワタシは、問題ナシです。
フリーサイズということなので、逆に小さくて足が痛いことの方が不安でしたが、履いてみたらピッタリでした♪
台の素材はエナメルでしょうか???
色はちょっと地味めですけど、どんな着物にも合わせやすそうな色であると思いますので、ワタシ的には気に入っています。
楽天市場「大喜賑」さんで、よく似た「時雨草履」を見つけました。 以前別のサイトさんで、『フォーマル、お洒落着物に合わせて可』と書かれているのを見ていますので、いろいろな場面での雨の日に活躍してもらえそうです♪
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但し。
建物の中に入って長い時間を過ごすような場合には、別途、普通の草履も持って行って、履き替えた方が良いようです。
時雨草履は、雨の中ではステキですが、ホテルのパーティー会場のような場所では浮いちゃいますから~
雨草履以外の「履物の雨の日対策」は?!
家を出る時には、雨降りであっても、途中でカラっと晴れちゃうような天気の日には、取り外しのきく「草履カバー」にしておいてもいいかもですね!!
カレンブロッソのような「草履の底に鼻緒の穴の無いタイプ=いわゆる晴雨兼用草履」であれば、「美人のつま先」がお勧めだと、和裁教室の先輩に教えてもらいました。
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■カレンブロッソについてはこちら
[blogcard url="https://kimono-kirunara.com/calenblosso-cafe-zori-hanao-sandal/"]
おまけ・雨コート
時雨草履に合わせて、着物+羽織・・・の上に、雨ゴートを着てみました。
寝室の洋服ダンスの鏡に映して『自己撮り』したので、写りが悪くてゴメンナサイ~
骨董市で安く買った雨コートを、自分で裾出ししてみたところ、裾線位置がなんだか黒く汚れていたので~
タワシでゴシゴシ洗ってみたら、すっかり色落ちしてしまいまして・・・
ここだけボカシ染をしちゃったみたいな「白い線」が出来てしまいましたーーー(涙)
それでも、ちょっと気に入っている雨コートでございますので、クリーニング店で撥水加工をしていただいて、雨の日用に使うことにいたしました。
雨の日だったら「人のコートの裾なんて誰も気にしないかな~」と思ったのですが、目立ちますかね???
「こういう柄の雨コート」ということで、どうぞ見逃してやってくださいませ♪
おまけ・その2
この日のバッグ♪
さくらちゃんに作ってもらった、お気に入りのグラニーバッグです♪
やっぱりこの柄(帯てか、バッグ?)、めっちゃカワイイ~☆