【椿柄・季節】椿柄の小紋を着ました~椿柄のキモノを着る時期は?!
つばき(椿柄)の着物を着る季節とは?!
この記事を書くにあたって「椿柄って、この時期に着てOKな柄だったよね?!」・・・と言う事が、今更ながら気になりましたので、ちょっと調べてみることにしました。
すでに着て出かけちゃった後ですから、今更ジローと言えば、ジローではあるんですケドネ(笑)
それでわかったことですけれど、椿って、秋咲きと春咲きというのがあるんですね。
ワタシ的には、12月~2月あたりまで着られる柄・・・といった認識でおりましたけど、10月~4月頃まで着られる柄であるらしいです。
粋かどうか?にこだわるのであれば、やはり2月いっぱいくらいまでにした方が良い柄かな?と思わなくもないですが。
4月頃まで着られる柄ということよりも、ワタシは“晩秋からOK”ということの方が、『へぇ~』と思いました。 だって、椿は初春の花だと思っていたからです。
なぜ?晩秋からOKなのかというと、椿と似ている「山茶花(さざんか)」が11月の花になるから・・・なのだそうですよ。
なんでも、椿と山茶花はどちらもツバキ科で、とても似ている花だそうですので、実際の花でさえ見分けることが難しいとのこと。
■椿と山茶花の例(画像: 無料写真素材 写真AC 椿で検索)
ツバキとサザンカの見分け方は、花の散り方や雄しべの付き方、葉のカタチなどがあるとのことですが。
花姿としては、ツバキは平咲きしないけど、山茶花は平らに咲く・・・ということです。 そんなの絵に描いた花からは、判断できそうにありませんしね。
実物だって見分けられないほど似ているのに、ましてや着物の柄なら、なおさらです! 「どっちなのか?」なんてまるで区別がつかないってことなんです。
ですので、着物の柄が「山茶花」だと思えば10月終わり頃からが旬ですし。 早咲きの椿としたって、やはり秋から?!
ワタシの帯の花の刺繍は、椿ともサザンカとも見えるような気がしますけど。。。
着物は、ツバキにしか見えないかしらね??? でも、早咲きか遅咲きか?なんてわかりません~
どちらにしても、晩秋から着られる柄ということですので。これからは、もっと早い時期に出してみようと思いました!!
■着物の柄の季節について、参考にさせていただいたサイトは↓こちらです
お花の柄は、あまり季節を気にしなくてもいい?!
着物の知識が豊富な「着付の先生」に、椿柄の着物を着る時期について尋ねてみました。
先生いわく、「近年は、お花の柄は、あまり季節を気にしなくてもいいですよ。」ということでした。
袷か単か薄物か・・・こちらを気にしていただければ、花の時期はあまり考えなくても良いとのことです。 ならば、4月でも椿の着物を着られますね♪
はんなりとしたお色で小物を選べば、春らしくまとめることもできそうです。
※2017.12.06 2021.09.06 加筆しました。
2015年あたりから、浴衣や二尺袖(卒業式の袴の着物)に、椿(つばき)の柄が大人気となっています。
つばきの浴衣を初めて見た時には「え?真夏に椿?!」と思いましたが、2021年もまだ、廃れることなく市場にたくさん出ています。
こうなってくると、ツバキも通年OKな柄として定着するかもしれないですね~
つばきの花は縁起が悪い?! 「合格祈願には向かない」ってお話。
息子たちの高校受験・大学受験と続きましたので、ここ数年はずっと湯島天満宮にお参りしています。
来年の1月には次男が大学受験を迎えますので、今年ももちろん湯島の天神様頼みです~
■学問・商売繁盛の神様で人気の高い「湯島の天神様」の写真↓
※神様のいらっしゃる社殿にカメラを向けるのもなんだなぁ・・と思って授与所前から宝物殿の方を撮りましたら、なんだか中途半端なアングルの写真になっちゃいました。
でね。 実は、もう1つ気になってしまったことがあります。
それは、ツバキは、ボトッ・・・・と花が首から丸ごと落ちるので、縁起が良くない・・・って言われる場合もあるってことです!!
ひゃーーー!!
ワタシ、皆さんが合格祈願していらっしゃる湯島天満宮で、
ガッツリ落ちる椿柄を着ちゃいましたけどーーーー!!
この日ワタシが着ていたのは、花びらがハラハラと舞う「サザンカ柄だった」ということにしておきましょうか。(どっちも、ポトリ?)
ちなみに、今年ひいたおみくじは吉でした。 「吉って、どのくらい良いんだっけ?」・・・と湯島天神様のHPを見てみましたら。
「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶」・・・だそうなので、なかなかいいじゃん!
結ばないでお守りとして持ち帰ってくればよかったなぁ~とちょっぴり残念ですが、今年が「吉運」な年になるよう、期待したいと思います!!
ポイント柄の名古屋帯は難しい!
今年は、久しぶりに着物を着ての初詣でした!! たぶん着物を着るのは、昨年の息子の入学式以来だと思いますので、9ヶ月ぶりかな・・・(←言い訳)
だからって訳でもないかもですが、帯の柄出しが上手くできなくて、四苦八苦してしまいました。
時間もなかったし「まあ、こんなもんかな」と思って出かけたのですが、後から写真で見たら、なんだかあちこち気になるトコロだらけでぇ~(涙)
着付けのアラが目立って恥ずかしいので、コートを着ている写真ばかりの公開でスミマセーン!! あまり細かいところは見ずに、スルーしてやってください。
このポイント柄の位置↑がとてもやっかいでして・・・妙にど真ん中に来てしまうのです。
ワタシ的にはちょっと外したかったのですが・・・柄を外すと、帯のお太鼓や手先の長さが足りなくなったり余り過ぎちゃったりしちゃって、上手く締めれず。
結局『真ん中にするしかないんだなぁ』・・・と諦めて、椿を中心に締めましたけどね~
帯にやっきになった分、他がどうでも良くなってしまった感があって、すご~く反省。
やっぱり着物って、時々は着ておかないとだめですね。 手がなまると言いますか、勘が鈍ると言いますか。
今年は、なるべく多く機会を作って、着物でお出かけするようにたいと思います!!