本物の京文化を。TOKYO粋物語~舞妓さん芸妓さんin表参道~
2010.08.29 東京コスメティック・コレクションさん、TTI・エルビュー社(エレクトーレ)さんによるイベントです。
『Beauty Meets ART』をコンセプトとした「日本の伝統芸能」体感イベント「本物の京文化を。TOKYO粋物語~舞妓さん芸妓さんin表参道~」に参加をさせていただきました!
会場でたくさん撮影させて頂きましたので、舞妓さん・芸妓さんのお写真を公開させていただきますね♪
(写真を撮るのが下手で申し訳ありません。ご了承いただき、掲載しております。)
動画も含め、撮ったものを全てご紹介させていただきたいと思いますので、舞妓さん&芸妓さんの素敵な舞とトークショー、そして運営事務局の皆さまの和服姿をお楽しみください~
*写真のお持ち帰りはご遠慮ください*
TCC日本文化支援活動「TOKYO粋物語~舞妓さん芸妓さんin表参道~」トークショーの様子
【宮川町 芸妓 ふく葉さん(同芸妓組合会長)】トークショーのお話から
*途中話し声が入ってしまいまして申し訳ありません。大変失礼をいたしました。*
京都で舞妓さんがいるのは、五花街です
(祇園甲部、宮川町、祇園東、先斗町、上七軒)
「4つは、大体賀茂川を挟んで、東と西とに分かれて、4つは近いところにかたまっております。 もうひとつは、ちょっと遠いのですけども、北野の天満宮のそばに「上七軒(カミシチゲン)」というお茶屋さんがありまして、そこを含めて5つです。
大体、こういう花街(カガイ)というのは、神社・仏閣の茶店から発祥したということを聞いておりますけども、宮川町の場合は、賀茂川の河原のそばでして、阿国歌舞伎の発祥で、芝居茶屋ができたのが、だんだん発展してきて、お茶屋さんに、舞妓さん・芸妓さんが誕生したように聞いております。」
芸妓さん、舞妓さんの違いについて
「大体最初は、16歳で舞妓さんになり、4~5年経ちますと、襟替えをして芸妓さんになります。
舞妓さんというのは、髪は全部自分の毛で結っています。 着物は袂(タモト)が長くて、縫い上げというものをしてあります。
舞妓さんは、必ず肩と袂に縫い上げをしています。 これは昔、舞妓さんというのは、やっつ・ここのつの人がなったらしいので、髪飾りも派手で袂も長く、子どもの仕立て方を、ずっとそのカタチだけを継承しています。」
舞妓さんのトレードマーク「だらりの帯」
「かならず舞妓さんは、帯を「だらり」にして、おぼこを履きます。 帯の垂れ先には、みんな紋がついていて、これは屋形の紋です。
昔は小さな子達が舞妓さんになったので、迷子札がわりに、後ろ姿を見て「あ、どこの舞妓はんや」とわかるように、みんなだらりの帯には屋形の家紋がついています。
また、小さい舞妓さんと、先輩の舞妓さんでは、頭の髷(マゲ)のカタチが違います。 小さい舞妓さんは「割れしのぶ」というカタチのまげです。 先輩の舞妓さんは「おふく」というカタチになります。
芸妓さんになると、皆、髪は鬘(カツラ)でして、島田というカタチの鬘をかぶります。 お襟も、縫い襟から、普通の塩瀬の襟に変わりまして、袂も短くなり、大人の格好へと変わります。 帯もだらりの帯から、お太鼓の結び方に変わります。」
*記載が京言葉でなくてごめんなさい~*
☆カメラのメモリー不足で、最後まで撮ることができなかったのが残念です。 録画できていませんが、芸妓・君香さんから、興味深い「襟替え」のお話を聞かせて頂く言ができました。 舞妓さんから芸妓さんへ変わるときの伝統的な儀式で、一生に1度しかすることのできない「こしらえ」をなさるのだそうです。
祇園観光案内サイト内の「ごまめの歯軋り 」ブログさんに、襟替えについて詳しいことが書かれておりましたので、リンクさせていただきたいと思います。
→祇園観光案内「ごまめの歯軋り 」襟替え
舞妓さんになるには?
昔は「つて」がほとんどだったそうですが、最近ではインターネットで「組合」へ直接問い合わせが入ったり、学校の先生から「どうしたらなれますか?」と電話で聞いてこられたりするそうです。
舞妓さんをおいている『屋形(ヤカタ)』に預かってもらい、修行するのが一般的だそうですが、しつけ・行儀見習いもできる舞妓さんは「進路のひとつ」として考えられるようになってきたのでは?・・・ということです。
舞妓さんに向いている女性とは?
「舞妓さんと言っても、十人十色でいろいろな方がいらっしゃいますが、明るくて、はんなりした方が向いていらっしゃるのでは?」・・・とのことです。
また「先輩の舞妓さんたちと、お座敷に上がり、毎日色々なお客さんと接していかないといけませんので、臨機応変に対応することができる人」が好ましいそうです。
踊りをはじめ、お茶やお琴、三味線など、お稽古事もがんばらないといけないそうですし、夜は12時過ぎまでお仕事になることも多いそうですので、舞妓さんとしてしっかりやっていこうという心構えも必要とのこと。 「まじめすぎる方よりは、少しくらいやんちゃな方の方が、よろしいのでは・・・と思いますケド」とのことでした。
芸妓さん:ふく光さん(紺色着物)・君香さん(水色着物)
☆スタッフの皆さまの艶やかなお着物姿です☆
(時系列で掲載しています)
東京コスメティック・コレクション/THE GALLERY 統括プロデューサー玉木秀樹さま
TTI・エルビュー代表取締役 冨宅孝子社長さま(冨宅さまのブログへ飛びます)
素敵な名刺をいただきました♪
☆舞妓さん&芸妓さん ご愛用スキンケア「エレクトーレ」☆
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*関連記事もぜひどうぞ→毎日の10秒ケアで美肌力を高める!エレクトーレ・フェイストリートメント
ありがとうございました!!すばらしかったです!!夢のような時間を過ごさせていただきました。
舞妓さん・芸妓さんの踊りはもちろん、お着物、こしらえ、祇園言葉やそのものごし・・・
全てに目が☆になってしまいました♪ 唄やお三味線も、生で拝聴することができ、感動しました!!
このような機会を与えてくださいました、東京コスメティック・コレクションさま、
化粧品ブランド・エレクトーレの開発会社である TTI・エルビュー社さまに、心から感謝をいたします。
最後になりますが、出演くださいました皆様、スタッフの皆様、本当にどうもありがとうございました!!
きりまる