五歳の祝着

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五歳男児の祝い着の着付け方

七五三・五歳の男の子の祝い着の着付け方です。

5歳の七五三 祝着
着物の腰上げをしていない場合で、
着物の裾を、後ろでたくし上げる着付けの仕方をご紹介しています。

袴の長さとお子様の身長の関係で、腰紐(付紐)・帯・袴の上線の位置が変わってきます。

それさえ気をつけていただければ、男の子の着付けは意外と簡単ですので、
お衣装をお持ちでしたら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ご自宅のお着物でしたら、腰上げをして付紐をつけてしまえば、
あとは袴だけなので、とても楽に着付けできます。

最近では、十文字に結ぶ必要のない“ゴム紐タイプ”の袴も出ているようですので、さらに簡単かと思います。

懐剣の紐が解けてしまったら・・・

五歳の祝着 着付けのポイント動画

スライドショー形式の動画ですが、ご参考にしていただけましたら幸いです♪
*ナレーションも入れてみたのですが、時々音量が上がるのでご注意ください~(^~^;)ヾ

*動画に掲載し忘れてしまいましたが、お守りは、お子様の左側で、袴の後ろ紐にぶら下げてください。
  もしくは、懐剣の裏側の紐にくくりつけても良いそうです。

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ナレーション控え

七五三 五歳の晴れ着の着付け方

男の子は、肌襦袢の代わりに タンクトップか、半袖の肌着を 着せてください。
衿はU首かV首の、 少し開いているものを 選んでください。

お腹にタオルを巻きます。 縦に2つに折ったものを1枚、 背中で合わせる様に巻きます。
背が反っている場合には、 ハンディタオルも入れて下さい。
あまり厚いタオルは避け、 粗品でいただけるような 薄手のタオルを使いましょう。

長襦袢を着せます。 市販のものは、半襟が ついていないことがあります。
男の子は、無地の白色の 半襟をつけるのが一般的です。
ちりめんでも、塩瀬でも構いません。 大人のものを切って使っても 良いでしょう。

半襟をつけると こんな感じです。

長襦袢は、付紐を付け、 腰上げをしておくと、 着崩れにくく、 お子様も楽だと思います。

借り物など、縫えない場合は、 衿を合わせて、 腰紐で締めます。
腰上げもそのままで・・・ (半襟は付いているものとして  見て下さいね~)

衿は、あまりつめてしまうと 苦しいです。 開けすぎも だらしなくなりますけど・・・

着物を着せて、腰紐を締めます。

このように、丈を短く着せて おはしょりを取っても良いですが。。。
衿を先に合わせてしまって・・・
丈はそのままにして 腰紐を締め・・・
このように、後ろで 裾を捲り上げて、 腰紐に挟み込むのが楽です。

腰紐の位置は、 先に袴をあててみて、 大体の場所を決めて おいてくださいね。

市販の袴の長さは、 だいたい同じくらいなので、 背の高い子ほど、 腰紐の位置は下になります。
袴の裾線は、くるぶしが少~し 見えるくらいに決めてください。

できれば着物にも 付紐をつけるのが良いです。
その場合は、帯・袴の下に 隠れる位置につけてください。
腰紐・付紐が見えるのは 格好が悪いですから。

腰紐を締めたあとは、 後ろにまわって、 背中のシワを取りましょう。

脇の身八口(袖付け位置) を合わせて、 タックを取るようにして、
背中のシワを両脇へ 寄せてあげるとキレイになります。
親指を使って、 押し込むようにすると 上手くいくかと思います。

襦袢や着物の衿が 浮いてしまったら、 腰紐の下で、引いてあげると スッキリとします。
下前の場合も同様にして 直します。

背中心が真ん中にくるようにして、 裾はたくし上げて。。。
襦袢の腰上げをしていない場合は、 ここで2枚一緒に 捲り上げておきましょう。

男の子の場合は、 伊達締めは使わなくても良いです。
紐は少ない方が、 子どもの負担が少ないですから。

袴から紐が出ない位置か?確認して 帯を締めます。

手の長さは40センチくらい。二つ折りにしてください。
胴に巻く分は広げて、2巻き(長いときは3巻き)して、後ろで手を上にして縛ります。
*貝の口に結んでも可*

垂れは巻きたたみにして、一文字に結びます。
垂れをひろげずに2つ折りのまま一文字を作る場合もあるようですが、
その場合は、わを上に作ってください。手先は帯下から出ても構いません。

袴に足を入れて、前の位置を合わせ、前紐を後ろへ持っていきます。
帯は2~3センチ見えるくらいが良いと思います。

あまり帯を出しすぎると格好が良くないですが、袴の丈があまりに短い時は、
4~5センチ出すこともあります。
逆に長すぎるときは、袴の前の上側を、1回外向きに折り返して着付けることもあります。

後ろの帯の上で1度結び・・・
クロスするようにして十文字の羽根の上にかけ、前へ紐を回します。

右側からきている紐を上にして、前で紐を合わせます。
写真では向かって左側位置で合わせていますが、右側でされることもあるようです。

左側から来た紐(下側の紐)を折り上げるようにして返し、後ろへまわします。
もう片方(上側の紐)はそのまま自然に後ろへ・・・

前から戻った紐は、帯の羽根の下でしっかりと結びます。
お人形が太いので、結べていませんが、結んでください~

袴の後ろ側についているヘラを帯にさし込みます。
*無い場合は、そのままで結構です。

腰板を背中にぴったりとつけ、帯の上に乗っけます。このとき、袴の中心と背中心が合うようにしてください。

横からみた感じです。
帯(羽根)は袴から出ないようにしてください。
袴が長いときは、帯の羽根を立てると、後ろが膨らみ、若干丈を短くできます。
袴の裾上げは、普通しません。
丈は、つける位置で調節するのが一般的です。

後ろの紐を前(中心)で交差させます。
向かって右側の紐が上です。
上前の紐を、前紐の下にくぐらせます。
下から上へ、通してください。

ここで緩まないようにひと結びしても良いですが、ゴロつく場合はそのままで、
下前の紐を横に向けてから、1回中心に巻きます。

横の紐を巻きだたみにして、十文字に作ります。

巻きだたみにした横向きの紐に、上前の紐を巻きつけ・・・
十文字の出来上がりです。縦と横の長さは同じくらいにしてください。

上手く合わない時は、縦を長く残して、十文字に見えるよう折り返してもOKですが、
崩れやすいので注意してください。

どちらか長いのであれば、縦が長いより、横が長い方が見栄えが良いです。

懐剣は、帯と袴の間で、お子様の左側に入れます。
(向かって右)白扇は、撮影時は右手に持ちます。
それ以外は、懐剣の内側に並べて挿します。
壊れやすいので、白扇の開閉は避けてください。

羽織を着て、羽織紐をかけたら完成です。
*羽織紐は、紐を解かずに、S字カンで着脱をしてください!!

羽織の衿(後ろ)は、半分外折りになります。
着物から長襦袢が出るときは、腰紐の下を引いて、下ろしてください。

衿合わせ・十文字・袴の中心・・・が、中央で合っていることを確認し、
袴の裾の長さが良ければ完成です。

お疲れ様でした!!

七五三・袴着のお祝い、おめでとうございます!!


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みんなで一緒に七五三~♪

五歳&三歳のお祝いで、勤めていた写真館にご来店くださった「4兄弟」の仲良し君達です!!
3歳さんは、ナント、三つ子ちゃんなんですよ~

七五三 5歳 羽織・袴  七五三 5歳 羽織・袴

羽織の柄も、みんな「カブト」でお揃いです。
5歳・3歳 七五三 男児

兄弟4人着物姿での七五三・・・なかなかないですよね♪
とっても微笑ましくて、素敵な七五三の前撮りでした~

  撮影協力:トータルフォトスタジオココ 旧つきみ野サティ店(閉店しました)

 

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by カエレバ

ライン


 

 

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