着物を仕舞う際のポイント

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着物を脱いだ後の「ハンガー干し」について、詳しく姉妹サイトに書きました。
併せて読んでやってくださいませ~

お祝いの着物・着物ハンガー

 

 

脱いだ着物を仕舞う際には。。。

長じゅばんを仕舞う時のポイント

長襦袢自体が汚れている場合には、襦袢のお手入れ表示にしたがってください。
正絹でしたら、専門店にお願いするのが良いと思いますが、ポリエステルの化繊の襦袢でしたら、自宅で洗えるものも多いようです。

半衿は、仕舞う前に外してお手入れをしてください。
そのときはキレイに見えても、仕舞っているうちに汗ジミや襟垢の汚れが茶色く変色してきます。

汗やエリ垢の汚れは、つけてすぐならカンタンに落ちることが多いですが、時間が経ってしまいますと、落とすことが困難になります。
ですので、頻繁にお着物をお召しになる方でしたら、汚れが目立ってからでもOKですが、次に着るまでに間がある場合は、仕舞う前に外してお手入れする方が無難です。

半衿のお手入れは、刺繍の豪華なものは専門店をオススメしますが、最近は良い洗剤もたくさんありますので・・・
無地のポリでしたら手洗いでOKかと思います。
ちりめん地や、刺繍の多いタイプのものは、水に浸けると縮みますのでご注意ください。

ごくまれに、長じゅばんに衿芯を入れたままで畳まれてお仕舞いになっていらっしゃる方がいらっしゃいますが、衿芯は抜いて畳んでくださいね。
抜いた衿芯は、折りあとが付かないように、くるくると丸めて輪ゴムで止めておくと良いと思います。

衿芯に変な癖がついてしまうと、衣紋がキレイに抜けなかったり、襟元がキレイに整わず着付けが上手くいきませんので、お気をつけになってください。

畳んだ襦袢は、たとう紙に入れ、湿気のない桐ダンスのような場所に仕舞ってください。
たたみ皺にならないよう、平らに置いてくださいね。
防虫剤は、入れるのであれば、和服専用のものをオススメします。

 

着物を仕舞う際のポイント

 

染み抜き

シミは時間が経つと、生地が変色・変質し、専門店でも取れなくなりますので、早めにお手入れに出すようにしてください。
着物は水で濡れただけでも、輪染み(水シミ)になることがありますので、ご注意ください。

土用干し

着物はしまいっ放しにせずに、年に1~2度陰干しすると良いです。
土用干しと言われる「7月下旬の梅雨明け」の晴天続きの日を選んで風を通し、湿気を払ってください。

防虫剤

ナフタリン・樟脳・パラジクロロベンゼンなど、防虫剤には種類がありますが、必ず同一のものを入れてください。混ぜてしまうと化学変化を起こして、
着物を傷めることがあるそうです。できれば、防虫剤は和服専用のものがオススメします。
入れる際には、金箔や螺鈿・刺繍部分に、防虫剤が直接当たらないように注意しましょう。

あて紙

着物の金箔や螺鈿・刺繍部分には、薄い紙をあててから、たとう紙に包んでおくと良いです。
加工部分が損なうのを防ぎます。

たたみシワ

着物は平らに置いて保管しましょう。傾きがあると、着物がよってシワの原因になります。
たたみジワがついてしまうと、いざ着るときになかなか取れません。
着物を着る予定がある際は、早めに出して吊っておくと良いですよ。

重ね衿

長く仕舞うときには、重ね衿(縫いつけてある場合)は着物から外した方が良いです。
重ね衿をつけたまま着物をたたんでしまうと、衿に折りあとがついてしまうので、着物を着た際に、衿元がキレイに決まりません。(重ね衿の折ジワがひびいてしまうため)
重ね衿は、別にたたんで仕舞いましょう。

着付け小物

コーリンベルト・マジックベルト・重ね衿用のピンなど、着物とは別に仕舞いましょう。
ゴム等の硫黄分を含むものは、化学変化を起こすことがあるそうなのでご注意ください。

撥水加工

パールトーンなどの汚れ防止加工の施されている着物は、専門店にお願いしましょう。
お店によっては、お手入れが無料サービスでついている場合もあるので、購入時にお手入れについてもご確認になってください。

 

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