【単衣・紬】真綿系・ほっこり紬の単衣着物・絣柄♪
少し前に骨董市で購入した「真綿系の紬」単衣の着物です。
証書等はありませんので『何紬か?』わからないのですが、ほっこりとした地厚な真綿系の紬で、単衣のバチ衿仕立てになっています。
最近は温暖化で暑くなるのが早いので、単衣の着物も、早い方だと4月の終わりくらいから着ていらっやるそうですが、あまり早い時期に単衣を着るのは気が引ける‥‥・という方にオススメなのが、真綿系紬の単衣着物です。
通年単衣のウールや木綿にちょっと通じる「厚手の質感」のある紬なので、逆に本当の単衣時期である6月にはちょっと暑くるしいです。
単衣時期前の「ちょっと暑いな~」くらいの頃や、秋の「袷にはまだ暑いんだけど」という頃や、6月でも梅雨で肌寒いような日に・・・意外とお役立ちする便利な着物です。
ワタシは似たもので「結城紬の単衣(本場結城じゃないもの)」を持っていますが、こちらの絣柄は、色や柄ゆきがとても気に入りましたので、
裄丈66センチと少し小さかったのですが、裄出ししても着たいと思って購入しました。
で・・・先日悉皆屋さんへ持ち込んでみたところ、思いっきり出して67.5センチ。
68はキツイ・・・ということでして。。。
裄直しと筋消しを合わせてすると、結構な金額になってしまいますので、お直しするなら69は欲しい・ダメでも68・・・と考えていたのですけど!
ですので、残念ながら自分で着るのは諦めまして、ヤフオク出品させていただきます。
幸い色柄の関係で、よーく見ないと気づかない感じですが、少しシミ?(黄変?)がありますので、ご了承いただける方に着ていただきたいです。
以下で詳細をご紹介させていただきますね~
背伏せあり・居敷当なし・袖のみしつけあり・バチ衿タイプ・・・の単衣着物です。
バチ衿のせいか?衿に気になるシミ(汚れ)は見受けられません。
袖口・振りもキレイみたいなので、保管状態がよくなかっただけで、お召にはなっていらっしゃらなかったのかもしれないですね。
1番目立つシミは、下前・裾先の茶色いもので10円玉くらいの大きさです。
着ていただければ、巻き込む部分であるので、見えなくなるかと思います。
その他、小さな茶色いシミがいくつかと、水色矢印部分のような「シミ? 模様じゃないよね?」程度の柄なんだか?シミなんだか?みたいなものが少しあります。
写真のように、少し離れてしまえば柄に紛れてしまうように思いますので、私見ですが、お召しいただくのに問題はないような気がしています。
着物が汚れることを気にしないで、普段使いでバンバン着たい!・・・とおっしゃる方に、ぜひお召しいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。♪