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先日(9月17日/土)に東京商工会議所が主催する「和裁検定 4級」を受験しました。
「もし、落ちたら・・・」と思って書けずにいましたが、無事合格できたので詳細記録しておきますねー

和裁検定 4級

和裁の資格は2種あります。東京商工会議所主催と国家検定

和裁の試験(資格)というのは、2種あります。

東京商工会議所主催の「和裁検定試験 4級~1級」と、国家検定の「和裁技能士 3級~1級」です。

なんとなく「国家検定」の方が難しいような印象を持ちましたが、同じ3級で比べてみると、実は商工会議所の方が実は難しそうなんですよね。 商工会議所の試験は4級からありますしね。

  • 国家検定3級 → 長襦袢(胴ぬきでも可)の衿と袖を縫う
  • 和裁検定3級 → 袷の広衿と共衿を縫う&部分縫いをする

    ※どちらも別途学科(筆記試験)あり。

今回私が受験したのは「商工会議所の和裁検定 4級」で、浴衣の袖と衿を縫いました。

なんとか合格できたので、次は国家検定の「和裁技能士 3級」を目指したいと思います♪

棄権と失格で、実は3度目!

実はわたし、4級の受験申し込みをしたのは3度目でして(汗)

合格基準は、実技も筆記も100点満点中70点で、4級の合格率は74.0%(2021年9月実績より)と割と高確率なのに、恥ずかしながら3年もかかってしまいました。

最初の年(年に1回しかない)は、棄権です。 受験の実技課題を勘違いしていることに試験直前に気が付きまして。 衿を縫うってことを分かってなかったので、袖の練習ばかりしていたため、100%受かる気がしない&直前に必死で練習しすぎて燃え尽きたために、受験に行かずに終えてしまいました。

昨年は受かる気満々で受験したのに、左袖の袖底の縫い代を倒す方向を間違えて、あえなく失格!
(前袖側に倒さないといけないのに、振りのくけをする際に後側に縫い込んでいました。 筆記試験は100点でした。)

今年は実技のみの受験で、ようやく合格。 また何かやらかしているのではないか?と心配でたまりませんでしたが、89点になっていました。

和裁検定試験を受験してみたい方へ

昨年は、同じお部屋で一緒に4級を受験した方、ワタシを含めて4名だけだったのですけど。

今年は「城北職業能力開発センター高年齢者校(新大久保)」の生徒さん達と一緒でしたので、ナント!30人の方と一緒に受験をしました。


その中で、筆記免除者はワタシとお友達の2名だけでしたので、「あの人達、去年落ちたのね?」と丸わかりだったかも~(苦笑)

筆記試験は、対象のテキストを学んでおけば大丈夫♪

ちなみに、4級筆記試験の内容は↓こちらのテキストを学んでおけば大丈夫です。 ほぼほぼ同じ内容の出題でした。

テキストはこちらから買えます

◆東京商工会議所和裁検に役立つテキスト

受験の申込について

2022年度・東京商工会議所の和裁検定の申込は、7月7日(木)~7月15日(金) でした。 詳細は、商工会議所の和裁検定ページでご覧ください。


気を付けないといけないのは、和裁技能検定の申込です。 こちらは2022年9月1日から「技能検定 受験申請書 送付依頼書」の受付対応がはじまりまして。 10月7日(金)に依頼書必着で申込書と返信用切手を送らないといけません。

申請書をもらうための、事前手続きが必要なのです。

ちなみに、郵送での送付依頼書送付が基本ですが、どうしても間に合わないような場合は「東京都産業労働局神田庁舎5階」へ直接持ち込みも可とのこと。(不備があると困るので、AM中受付推奨)

詳しくは↓こちらの送付依頼書ページをご覧ください。

実技試験を受験しての備忘録

例年同じとは限りませんが、ワタシが「え?そうなんだ!?」と思ったことを書いておきます。

  • コテは1丁お借りできます。 作業台は、座机と椅子用机を選択できます。 それによって会場が決まることもあるようです。
  • 和裁用へら台は用意がありません。 板に抑えマチ針をするクセのある方は、お気をつけください。
  • くけ台も持参してください。
  • 昨年は「使用マチ針の本数申請(開始前と開始後)」がありました。 大きな針山に大量のマチ針を刺していると数えるのが大変です。 使用する分だけ刺しておくようにした方が良いと思います。
  • 縫い上がって、タタミ終わるまでが試験対象です。 3時間半で、たたみ終わるところまでできるように練習しましょう。
  • あらかじめ縫い針に糸を入れておくのはNGでした。 スタート後に糸を入れないといけないので、準備しておかない方が良いです。(外すことになるから)
  • 4級試験は、衿と袖を縫います。 それ以外のところは以前に縫ったゆかたでも良いとのことでしたので、2年前に自分で縫った浴衣を解いて使用しました。 事前に「キズや汚れを自己申告」しました。
  • 解いた浴衣を使用した為、袖口など3つ折りぐけのクセがついていましたので、コテで伸ばして使いました。 多少の折グセはOKとのことでした。
  • 糸印が残っていると減点です。 チャコを使う場合も、見えないようにした方が良いと思います。
  • 衿肩明きに付ける「力布」は、事前に作って用意しておいて大丈夫です。
  • 衿裏も、あらかじめ切ったものを用意しておきました。
  • ゆかたは「綿地使用」となっていますが、今年は「しじら」を使いました。 コーマ地でなくても良いそうです。
  • 袖口やみやつ口、袖つけの「留め(かんぬき止めなど)」は、余裕が無ければしなくても良いとのことでした。
  • 時計は会場の壁かけ時計を使います。 タイマー・スマホなどの時計やアラームは使えません。 腕時計はOKだった気がします。(ご確認ください)
  • 試験日が9月17日で、合格発表は30日でした。 2日着で書留で郵送されてきました。
  • 提出したゆかたは、20日には戻ってきたように思います。 びっくりするほど早かったです。

※今後、変更されるかもしれませんので、あくまで参考までにご覧ください。 必要な場合は、事務局さんにご確認になってください。
※100点中89点でしたが、減点の内容はわかりません。 ご心配なことは、事前に問い合わせをしておいてください。