子供浴衣の着付け。肩揚げ・腰揚げをした浴衣を着せる時のポイントとは?!
子供ゆかたは、肩揚げ・腰揚げをして付け紐を付けたものなら、着付けはとても簡単です。 小3の姪に着てもらった時の様子です。
子供浴衣の着せ方。 お腹と背中にタオルを巻く。
小学生のお子さんに浴衣を着せる場合、補整は必要か?という点については、賛否両論あろうかとは思いますが、ワタシは「巻く」派です。
紐の食い込みを防げますし、なにより背中が反ったお子さんの場合、帯が落ちてきてぶら下がるのを軽減できます。
お子さんの体型にもよりますが、薄手の浴用タオル(粗品でもらえるタオル)を1枚と手ぬぐいかハンドタオルがあると良いと思います。
姪には、縦半分に折った薄手タオルと、畳んだミニタオルを各1まいづつ使いました。
※タオル(手ぬぐい)の大きさや厚さは、お子さんに合わせて調節してください。 |
※タオルを押さえる紐なので、きつく締める必要はありません。 |
お子さんに浴衣を着せて、付け紐を締める。
お子さんのお腹・背中にタオルを巻いたら、浴衣を着せます。
前から見た時に、付け紐の位置(普通は左右同じ高さにつけます。)や浴衣の衿先が、左右均等になっていればOKです。
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■浴衣の後衿は、ぴったりと首につけてしまうと暑苦しいので、指が縦に2本入るくらいの隙間を開けてあげてください。
※子供の着物は衣紋を抜きません。少し離す程度でOKです。
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※背中のシワは脇に寄せて畳み込みます。
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子供浴衣の着付けのポイント。
子供の浴衣の着付けをするのに、時間をかけてはいけません。 お子さんが嫌になって&疲れてしまって、じっと立っていられなくなるからです。
また、苦しかったり・キツかったり・痛かったりしてもダメなので、事前に腰揚げ・肩揚げでちゃんと寸法を合わせておくことは大事です。
できれば着付け当日よりも、数日前に済ませておくようにしましょう。
裄丈と着丈の寸法が合っているのであれば、着付けのポイントは「前の衿合わせ」と「後の背中心」だけになります。
■裄丈と着丈の寸法は合わせておく。
お子さん着付けは、細かいことを考えなければ「袖を通して、付け紐を結ぶだけ」なので簡単ですね。 この後、帯結びをすれば完成です! 帯の結び方は、別ページでご紹介いたします。
本記事で使用しているのは、きもの館 創美苑 さんの子供キッズ浴衣(ゆかた)3点セット です。(※レビュー用に頂戴しました)
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