浴衣(ゆかた)を買うならどう選ぶ?カジュアルシーンで着る浴衣(ゆかた)の選び方。
お祭りや花火大会、夏のイベントが似合うカジュアル浴衣(ゆかた)の選び方。
夏のイベントやお祭りに着るカジュアル浴衣(ゆかた)は、長襦袢を着たり半衿を付けたりして着るのは野暮です。 洋服で出かけることを考えてみて、 超カジュアル(普段着)が似合う場所には、やっぱり素足に下駄・衿なしで着る浴衣(ゆかた)が似合います。
ということで。 まずは「カジュアルシーンに合う浴衣(ゆかた)」の選び方です。
花火大会、お祭りが似合う浴衣
ビアガーデンやお洒落なカフェ、テーマパークのイベントや浴衣デートには、素足に下駄、半幅帯が似合う浴衣(ゆかた)が基本です!♪
すでに、浴衣をたくさん持っている方でしたら、これまでに着たことのないデザイン(色・柄・素材)に挑戦してみるのもいいですし、夏着物としても使えそうな 大人のゆかたを買って、着物デビューに備えるというのもおすすめですが。
夏の遊び着として着るカジュアルゆかたは、ジーパンにTシャツ・サマードレス感覚で、素足に下駄・半幅帯で着るのが似合います!
今年初めて「おしゃれな浴衣」を購入するのであれば、帯とセットになっているものを選ぶと良いですね。 帯と浴衣が ちぐはぐにならずにすみます。
■楽天市場さんの「浴衣(ゆかた)特集2017」がとてもわかりやすいので、ぜひご覧になってみてください!
⇒http://event.rakuten.co.jp/fashion/yukata/
浴衣(ゆかた)|柄の大小
大きめな柄の浴衣(ゆかた)
大き目な柄の浴衣(ゆかた)は、素肌に半幅帯を締めて着る、花火大会や浴衣(ゆかた)イベントといったカジュアルシーンが良く似合うのだそうです。 背の高い人にも、大きめな柄は良いですね。柄が映えて素敵に見えます。
■スラリと見せたいときも大きめな柄を。着やせ効果はシャープさと動きのある柄
- ・大きい柄は、体の面積に対する柄の比率が大きいからすらっと見える。
- ・細い縞より、太い縞。
- ・着やせ効果を狙うなら、大きくて丸い柄よりエッジのある柄。
- ・縦に流れるシャープな柄もすっきり見える。
- ・視線が分散されるので、まっすぐよりは、動きのある斜めなどの柄がおすすめ
細かい柄の浴衣(ゆかた)
どちらかと言えば、細かい柄や柄が詰まって無地場の少ない浴衣(ゆかた)の方が、夏着物風に着こなしやすいという傾向があるようですが。 名古屋帯+足袋のような「よそ行き浴衣(ゆかた)」としての着こなしに向くかどうかは、柄だけでなく、浴衣(ゆかた)の素材感にも左右されると思ってください。
細かい柄の浴衣(ゆかた)の場合は、夜や暗い場所で地味に見えてしまうため、浴衣(ゆかた)の色やコーディネートに注意が必要らしいです。 帯を華やかなものにするだけでも、ずいぶんと雰囲気が変わりますし、帯締めや帯留をプラスしたり、帯揚げや兵児帯を使ったりして、 小物のコーディネートを楽しむのも、お洒落に見えるのでおすすめです。
若い方があえて渋い浴衣を粋に着るのも素敵ですけど、あまり地味にキメすぎないように気を付けましょう。
ワタシくらいの歳(アラフィフ)になると、地味な方が良いですけどね。 狙ってないのに地味に見えてしまうのは、せっかく浴衣でお出かけするのに勿体ないです。
■長板中形の浴衣(ゆかた)
着こなしやすい浴衣(ゆかた)の柄の大きさは?!
着物雑誌七緒(vol.38)によると、手の平より小さくて・たこ焼きよりも大きいくらいの柄が、「大き過ぎず小さすぎずでおすすめ」だそうですよ。
最初の1枚は、失敗しない・着こなしやすいゆかたを選ぶようにしましょう。
浴衣(ゆかた)|色めと色数
最近は、色数の多いPOPなデザインの浴衣(ゆかた)が多く出ていますが、昔ながらの浴衣(ゆかた)と言えば、なんと言っても白と紺ですね!
日差しに映える紺地の浴衣(ゆかた)。 夜目に映える白地の浴衣(ゆかた)。 どちらも鉄板中の鉄板ですが、実は浴衣(ゆかた)上級者向けの 浴衣(ゆかた)であるとも言われています。
例えば竺仙の「注染」浴衣(ゆかた)。 江戸時代からの伝統技法で染められた竺仙浴衣(ゆかた)は、 シンプルな色柄ながら、そこはかと高級感の漂う逸品です。
大人の女性がサラっと着慣れた風に着こなしたら、めちゃめちゃカッコイイ浴衣(ゆかた)ですけど。 一歩間違ってしまいますと、旅館で湯上りに着る浴衣(ゆかた)や入院中に着るゆかたのような地味~な浴衣姿になってしまうところが、 難易度が高い浴衣(ゆかた)と言われる所以です。
浴衣(ゆかた)は、使われている色数が少ないほど落ち着いた雰囲気になり、色が多いほど華やかな印象になります。
ですので、浴衣(ゆかた)初心者さんにオススメなのは、地色+2色~の「3色以上の色が使われている浴衣(ゆかた)」なのだそうですよ♪
一見同系色だけでまとめているように見える浴衣(ゆかた)でも、良く見るとポチっと差し色が入っているものが多いです。 1色増えるだけでもぐっと感じが変わってきますので、地味過ぎないためには「3色以上」をちょっと意識してみてくださいね。
また、同じ3色使いの浴衣(ゆかた)であったとしても、同系色でまとまった浴衣(ゆかた)の方が大人っぽい雰囲気になるそうなので、ゆかた 選びの参考にしてみてください。
レトロ・アンティークな浴衣(ゆかた)
レトロ・アンティーク調の浴衣は、色数が多いものや、大柄なものも多いですが、不思議と大人っぽく・色っぽく着こなすことができる浴衣(ゆかた)です。
花火大会やお祭り、浴衣(ゆかた)イベントなどのカジュアルなシーンに似合う浴衣(ゆかた)ですが、ビアガーデンや居酒屋など、 大人女子が「夜着る普段着感覚のユカタ」としてもおすすめです。
※レトロゆかたの関連記事
⇒選べる浴衣福袋「ポップモダン&レトロアンティーク調」のゆかた♪
カジュアル浴衣(ゆかた)に合う帯
カジュアルテイストの浴衣(ゆかた)に合う帯は、半幅帯か兵児帯です。 帯揚げや帯締めを合わせても構いませんが、名古屋帯では少々重くなってしまいますので 半幅帯がおすすめです~
■浴衣(ゆかた)用の半幅帯
■浴衣(ゆかた)用の兵児帯(桐生織タイプ)
■浴衣(ゆかた)用の半幅帯(シュワシュワタイプ)
一言で「半幅帯」と言っても、素材や種類(織り等)がいろいろあります。 おしゃれなカジュアル浴衣には向かない半幅帯は、冬物の着物に使う「ウール」の帯と 踊りで使う金ぴかの「踊り帯」です。 浴衣(ゆかた)の帯のページでご紹介します。