【山葡萄 かご】撫でて育てる一生モノの山ぶどうカゴバッグ♪ 国産二番皮? でもお気に入り!六角編みです~

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ずっと欲しかった「山葡萄のカゴバッグ」を買いました! 六角編み・横長サイズのかごバッグです。

山葡萄かご

「国産の山ぶどう蔓で、日本の職人さんが編んだカゴよ」と言われて買いましたけど。
たぶん、お値段・見た目から言っても、二番皮(削り皮)のカゴなんだろうなーと思います。

でも、とっても気に入っているので♪ これから毎日手で撫でて、育てていこうと思っています~ 

ビックリするほど高価な「国産山葡萄の1番皮のカゴバッグ・山ぶどうカゴの値段の違い

着物雑誌でもよく紹介されている「山葡萄のかご」バッグ。
国産の蔓を使って・日本の職人さんが編まれたものは、びっくりするくらい値段が高いってご存知でしたか?!

上の23万円のかごバッグは、蔓の表面を削らずに編んだ「一番皮」の山ぶどうかごバッグです。(花編み)

先日、鎌倉の和工芸品店さんで伺ったお話ですが、山葡萄のつるを使ったかごバッグを大きく分けると4つに分けることができるそうです。
なんでこんなに価格が違うの?って不思議なくらいに、それぞれお値段が大きく違っているんですよ。

  • 山形や秋田など、国産の山ぶどうのつるを使って、日本の職人さんが編んだかごバッグ。
     =安くても10万は超えちゃう感じ。 作家さんものや編み方にこったもの、大きなものは数十万円するものも。
  • 国産の山ぶどうの二番皮を使って、日本の職人さんが編んだかごバッグ。
     =6万円前後くらい? 表皮を削って、蔓の内側を使って編んだもの。色は着色されていることが多いらしいです。
  • 中国産など海外の山ぶどうつるを使って、日本の職人さんが手編みしたもの。
     =4万円程度? 職人さんが良いつるを見分けて作っている場合は、二番皮の国産と同じくらいみたいです。
  • 中国産など海外の山ぶどうつるを使って、海外の職人さんが手編みしたもの。
     =一概には言えませんが、皮を蒸して剥いでいることがあり、その場合は長期経過で劣化する危険ありなんだとか。

このところヤフオクやメルカリで、「山葡萄かごバッグ」と検索結果をまめにチェックしていたのですが、素材や産地の記載がない場合に「国産ですか?中国産ですか?」と質問がはいることをちょっと不思議に思っていたのです。 国産と海外産にこだわる理由はなんだろう???と。

国産の山ぶどう蔓は希少ですし、表皮を使って編むのはとても大変な作業なので、丁寧に細かく編まれていればいるほど、大きいかごであればあるほど、その価格は目が飛び出るくらいに上がるということは理解ができます。 カゴの内側に内袋が付いていたりなども、多少価格をアップさせるポイントであることもわかります。

和工芸品店さんでお話を伺って、なるほどなーっと思いました。 で、ワタシが工芸店さんに勧められたのは、16万円の亀甲編のバッグや、14万円のアジロ編みのバッグでした。

めっちゃ欲しいと思いましたが、それだけ高額なバッグをポン!とは買えない~ 「お金貯めて、そのうちね!」ということで♪ 

骨董市で23000円分のお値引きをしてもらって買いました!

ワタシの山葡萄のかごバッグは、町田の骨董市で山ぶどうのバッグをたくさん扱っていらっしゃる業者さんから買いました。
内袋のついたタイプです。

内袋

きっと10万円超えだろうと思っていたので、「目の保養に見せてもらおう」と近づいてみて、そのお安い価格に驚きました。 25000円も出せば、丁度良いサイズ感の素敵なバッグが買えちゃうんですもの。

見た目には、国産・海外産かなんてわからないです。 でも、一応尋ねてみたところ。

お店の人曰く「海外蔓も入ってますよ。でも、海外のだって悪くないよ。 数年で壊れる? 使い方が悪いんじゃないの?」とのこと。

「え?そうなん? でもなぁ。 鎌倉で『買うなら高いの買いなさい!』って言われたしなー」とつぶやくと、奥に並んでいたカゴの1つを取って、「これは国産・日本製。これだったら、まけてあげるよ!」と。

ナント、23000円お値引きを提案されましたので、一気に買いたいモードに入ってしまったワタシなのでありました。(値引きに弱い)

値引きの理由は「同型を複数仕入れて、これが最後の1個だから。ラスト1個って売れないのよ」だそうですが、本当かしらね? 他のデザインの籠たちも、みんな1点ものに見えましたけどぉ。

家に帰って気づきましたが、もしかしたらポケットが2カ所ほどほつれていたから・・・なんじゃないかと。(苦笑)

ポケットのほつれ

まあ、ポッケのほつれは、ワタシ的には気にならないので、良いお買い物をさせていただいたと思うことにしています。

憧れの六角編み。バック飾りもおまけしてもらえてラッキーでした!

ワタシが買った山葡萄のかごは、二番皮だと思いますので、もともとそんなに高いものではありませんけど。

ころんと可愛い「とちの実」の飾りも付けてくださいましたし。

栃の実

なによりも「どうせ買うなら、六角編みの籠がいいなぁ!」と思っていた編み方ですし。

山ぶどうのかご六角編み

「着物で持つなら、表面がささくれ立たない二番皮が良い」という話も聞いたことがありますし。 
業者のおじさんに「壊れたら修理していただけます?」と聞いてみたら、いいよと言ってもらえましたしね。

なかなか購入に踏み切れなかった山ぶどうのバッグなので、「これが出会い」と思うことにしています。

山葡萄かごバッグのお手入れについて

購入した山葡萄のカゴバッグのお手入れについて伺いました。

時々「棕櫚の握りタワシ」で埃を払って・磨いてあげるのがおすすめだと伺いましたが。

もっと良いのは、とにかく手で撫でること。 ちょくちょく手に取って使い込むことが1番ですって。

気を付けないといけないのは、荷物をパンパンに入れてはいけないということだそうです。 お洒落で持つバッグなので、決してギュウギュウに押し込んだり、重いものを入れて持ったりしないように!と言われました。

また、雨の日に使っていいか?という疑問ですけど。
山葡萄のつる自体、山にある自然のものなので、雨には強いそうですよ。 濡れたまま放置するとカビますが、布でやさしく拭くくらいで特にケアはいらないそうです。

あとは「持ち手」ね。 布を巻くのが一番良いと言われたので、黒紋付をほどいた布で持ち手をキレイに巻きました。

カゴバッグの持ち手

指輪がね、カゴの持ち手を傷めちゃうので、何か巻いて保護するのは必須なのだそうですよ。

カゴバッグの持ち手と指輪

楽天市場のかごやさんには、イイ感じの本皮カバーがありますよ。

ということで。
お安い価格で買っただけに、数年後、カゴの角が壊れてきたり、表面にツヤが出ることがなかったりしたら嫌だなぁ・・・という不安はちょっとありますけどね。

大事に使って、一生ものの山葡萄バッグになるといいなぁ!と思っています。

山葡萄のかご

◆信頼のおけるサイトで「純国産」の山葡萄かごバッグが欲しい方へ

雑誌「婦人画報」のお取り寄せサイトでは、山形県米沢市「つる工房鷹山」の籠バッグが購入できます。
 高品質でありながらかなり良心的な価格で出ているようなので、婦人画報のお取り寄せ TOP >山ぶどう籠バッグ特集とご覧になってみてください。

婦人画報のおかいもの

ベルメゾンネット・三越伊勢丹オンラインストアの山葡萄カゴバッグ

2021.07追記

ベルメゾンネットさん・三越伊勢丹オンラインストアさんでも、10万円以下で山葡萄カゴバッグが購入できます。 

どちらも中国製ではありますが。 ベルメゾンネットさんによると「日本の職人の技術指導のもと、細部までこだわってていねいに作られています。原料の山葡萄の蔓は山に自生するものを採取しています。」とのこと。

購入者レビューも良いようなので、興味のある方は飛び先で詳細をご確認くださいね。

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