昨年(2014年)6月に骨董市で買った博多帯の反物です。


博多帯

 

かなり埃っぽい上に、よーく見るとカビも出てて・・・
状態があまり良くない上に未仕立てですので、だいぶお安く購入した帯なんですけど。

色も柄も気にいっていたので、「キレイに洗っていただいて使いましょう♪」とお店へ持ち込んだところ、
カビ取り代に7020円もかかるとのこと。

ひゃぁー!帯のカビ取りって高いんですね。

それだけ払ってでもカビ取りして使う価値のある帯なのか?・・・が知りたくて、
無理を言ってお値踏みをしていただいたところ
「ウチで店頭に置くなら、5万円くらいですかね~」と言われまして。。。

え?!5万!??
本当かなぁ?!・・・本当にそのくらいする帯だったら、掘り出し物だったと大喜びなんですけどね。

そう言われて、カビ取りをしないで持ち帰るのもなんでしたので、
ここは呉服屋さんの値踏みを信じて、カビ取り&丸洗いをお願いすることにいたしました。

でね。お仕立て代をケチりまして。
お手入れの終わった帯は、自分でかがることにいたしました。

界切線とオランダ線

帯のタレ先になるところを界切線(かいきりせん)。
その3寸上(10センチちょっと上)にある2本線がオランダ線と言うらしいです。
タレ先

 

この界切線で折り返して、帯の表と裏を分けるものだそうですが、
関西仕立ての場合は、界切線を出す。(見せる)。
関東仕立ての場合は、界切線を隠す。(見せない)
ものだということで。

「どっちでもいいんですよ♪」・・・と言われたのですが、もう少しちゃんと伺ってくればよかったです。
この界切線というか、界切帯のようなところは、一体どうすれば良いのでしょうね???
界切線の間

 

多分ですけど。
こんな風に↓つまむんじゃないのかなーーー?なんて思ったのですが、
それだとタレ先がなんだか分厚くなって、キレイに縫う自信がなかったので~
界切線 つまむ

 

仕方なく、界切線がギリギリ見えないところで山折りにして、
問題の部分はそのまま裏に持って行って、織り込まずに塗ってしまうことにいたしました。
帯のタレ

 

つまり、タレをめくって裏を見たら、織りの違う部分が見えてしまうワケですが。
自分で締める帯ですし、普通だったら見えないはずの部分なので、まあいっか♪ということで~

かがるにあたって、絶対に間違えたくないのが、帯の裏表なのですけどね。
シール?を剥がした後があるのが裏だよね・・・と考えました。
帯の裏表

 

証書だったら表に貼ってあるような気もしますケド、なんか糸がもにょもにょしてるし。。。
てな訳で、↓この状態で縫いました。
千鳥がけ

 

ここもね、本当ならば千鳥がけするものだと思いますが、どうせ見えないし・・・と手を抜いて、
そのままザックザク・・・と塗っちゃいました~

でもって、両端のかがり部分も、界切線~オランダ線までの10センチちょっとだけで。
後は、パカパカ状態のまんまです。

以前、自分で名古屋帯をかがった際には、もう少しちゃんと塗っていますので、
ご参考まで♪

 

手先部分の折り返しは「帯を締めた際にちょうど良い長さになるよう、
手持ちの帯で1番長さの良い物に合わせると良い」
・・・と、カビ取り済の帯を受け取りに行った際に
和裁師さんに教えていただいたのですけどね。

うーん・・・一応締めてみましたけれど、耳みたいになっている分だけ入れ込んで、
その長さのままで良いように思いましたので。

あまり深いことは考えずに、ちょこっと折って塗っちゃいました~
手先のカガリ

 

手先のかがりの長さは、だいたい帯巾と同じくらいで。
たたんだ際に、収まりの良いくらいの長さを縫って、後は開きにしておきました。
松葉仕立て

 

博多帯は、オールシーズンで使えてしまう万能帯と言われていますが、
最近では、盛夏は透け感のある「紗献上」のような夏用の博多帯を締めることが多いようです。

本記事でご紹介しているような博多帯は、単衣の着物や季節の変わり目の袷の着物に締めると、
とてもしっくりきますよね。

本当は、先日の無地紬(単衣)に締めたかったのですけどね~
無地のひとえに
かがる時間が取れなくて間に合わなかったのです。

 

そこで、白地に水色の古典柄の紬(袷)の着物で締めてみました。
紬

 

なんだか思いっきり色飛びしちゃっていますけど~
もう少しアップで見るとこんな感じです。
柄ゆき

 

お出かけしたのは、10/23の夕方~です。
向かった先は、日本ロレアルさん主催の「音波洗顔機器:クラリソニック」の商品説明会でございます♪
出かけた先

 

帯のお太鼓の真ん中に「折り跡」が来てしまったのが残念でしたので、
脱いだ後は、折り線のアトを取るべくたたみ方を変えて収納しました。

小物の色合わせがちょっとイマイチだった気がしていますが、
ワタシ的に、着物と帯の取り合わせは、かなり気に入っておりますデス!

カビ取り代がちょっと高く付きましたけど(しつこい?)、良い帯との出会いに感謝です♪

 

 

■ヤフオクで「博多帯」と見てみたら、2万円くらいで結構良い帯がたくさん出ていました。
 うーん、多分店頭5万で、売値は半額くらいなのかもしれないですね(笑)

 ⇒ヤフオクで「博多帯」を見る

■コチラは楽天市場です。

楽天市場で博多帯と検索しました。

 

 

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この記事を書いた人

きりまるS40年生・東京在住・主婦
着物が好きです!!
2001年から11年間ほど写真館で着付師の仕事をしておりまして、少しお休みしていましたが、今年(2017)は「きもの館 創美苑」さんのモデルさん浴衣(ゆかた)着付けをお手伝いさせていただきました♪ 
七五三・成人式・お宮参り・・・と、着物でお悩みのお客様が多かったことからこのサイトを作りましたが、フォーマル系は「お祝いの着物https://oiwai-kimono.com/」へお引っ越し中です。
キモノ-着るなら.comでは、浴衣をはじめとした紬や小紋・ウールなどの普段着物について書きます!
リサイクル着物を掘り出すのが楽しくて、古物商営業許可も取りましたので、オークション出品案内なども掲載します。