唐花の染帯(袋帯)

 
ワタシのお気に入り、染の袋帯です。

『唐花』と書いて、カラハナと読むのだそうです。
唐花
 

実際のお花をイメージしてモチーフ化したものではなくて、中国渡来の花模様
上の写真の帯にある花柄だけでなく、いろいろなタイプの「唐花」模様があるようです。

例えば、家紋として使われている「丸に唐花」「剣唐花」なども唐花だそうで。
定型化されていて、広く知られているものもあるんですね~

ワタシの唐花の帯は、少し前に骨董市で買ったものです。
色ムラが出ているので、ちょっとお安くしていただきました♪
唐花袋帯
 
色も柄も好みのタイプだったので、あまり深く考えないで買っちゃいましたが、
後になって「まさか、これはテッセン・・・ってことはないよね? いつ使う帯だろう?!」
不安になってー!

詳しい方に伺いましたら・・・・

  • 唐花なので、柄の季節は問わない
  • 模様としては、ちょっと格のある花柄である
  • 染の袋帯なので、やわらかものにも紬にも
  • ただし、帯自体は“袷”用の帯である
  • 着物と気温によっては、まあ単衣で使えないこともないかも?

 
・・・と教えていただきました。

色が色なので、あまり寒々しい季節よりは、
寒い時期でも春に向かう季節の方が◎。

なるほど・・・です。。
てことは、今年はもう出番がないかな・・・

「あまり細かいことは気にしないで使えばいいのよ!」と言われましたが、
そうは言ってもやっぱり気になるー!!

着物って本当に難しいですね。
まあ、そこが楽しいといえば、そうなんだろうと思いますけど~

 

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